住居を決める時、その土地の由来までキチンと調べるのは、案外難しいものです。
町の名前が変わっている場合もあるし、土地勘のない場所だとわかりませんよね。
駅や学校までの距離や治安、周囲の雰囲気だけで安心してしまいます。
特に高級住宅地とされている場所ならなおさらですよね。
実は私の家の近くにも、墓地をつぶしたり、神社の御神域を侵して建てたマンションがいくつかあります。
墓地の方は特に、知らずに購入して住んでいる方が多いようです。
墓地だった場所
お寺が近くにある場合も気を付けてください。
墓地を整地して家やマンションを建てている可能性があります。
墓地の隣も同じような障りが起こりやすいので、本当は住まない方がいいのですが
そんなマンションに限って便利な場所にあるため、住んでしまう方が多いのです。
神事を行う
地鎮祭などは手を抜かずに、ちゃんと行ってください。
また、マンションの場合は「家祓いの神事」を神社でお願いしてください。
出張神事で各部屋を清めてお祓いしてくださいます。
先ずはこの方法が一番です。
結界を張る
近所の氏神様の神社で御祈祷を受けて(家内安全や身体健康)そのお札を神棚にお祀りします。
その神社でお砂をいただいて、家の四隅と玄関に置きます。
マンションの場合は室内に置いてください。
一軒家の場合は、お砂は外におきます。
1か月に1回、新しいお砂をおいてください。
これは奈良県の大神神社のお砂です。
玄関と部屋の四隅に粗塩を置いてください。
神社のお砂と粗塩を混ぜておいても大丈夫です。
部屋(特に玄関と水回り)を清潔にしておくことも大事です。
魔は清浄な空間を嫌います。
ですから、常に掃除を怠らず、玄関にはお香をたいてください。
何かイヤな気配がするときは、塩湯祓いをします。
塩湯祓いのやり方
コップに粗塩を大匙3杯入れます。
そこに、沸かしたての熱湯をコップの縁まで入れます。
ドアを閉めて、窓を少しだけ開けておきます。
魔がそこから出ていくので、窓はわすれずに開けてください。
部屋だけでなく玄関にもおすすめです。
神社の土地
かつて神社の御神域だった土地に、建っている家やマンションはよくあります。
御神域でなくても、すぐ横で神社を見下ろす形になっているマンションはよくありません。
その神社で御祈祷を受けて、そのお札を神棚にお祀りしてください。
神社では、御神域に住まわせていただいているご挨拶とお礼を申し上げます。
折に触れ、神社へのお参りを欠かさないようしてください。
神社で行われる大祭や、行事にはできるだけお供えをしてください。
御社をお祀りしていた場所
以前の住人がお稲荷様などの御社を、お祀りしていた場合です。
自分が壊したものでなくても、障りはあります。
御社があったと思われる場所に、氏神様の神社のお砂をまきます。
粗塩とお砂を混ぜたものでもいいようです。
これを定期的に行ってください。