お金や富に対して、私達の心の中には相反する思いがあります。
例えば「もっともっとお金が欲しい」と思うことは「今、私はお金が足りない」と言っているのと同じことです。
引き寄せと潜在意識
私達は、日々の暮らしの中でいつも支払いをしています。
お金を払う時、どんな感情がありますか?
つい「お金のかかることばっかり・・・」とため息をつきたくなることもあります。
つまり税金、光熱費、食費、健康保険・・・お金がいくらあっても足りない!という気持ちが、胸の内にずっとあるわけですよね。
この「足りない!」という思いは、お金を引き寄せてはくれません。
反対に「お金が足りない事態」を引き寄せてしまうのです。
潜在意識は何でも強く思ったことを引き寄せるものなので、本当の希望とは正反対のことが実現してしまいます。
お金を引き寄せる方法
前述の通り、お金が欲しい時に「お金が欲しい、もっと欲しい」なんて思っては逆効果です。
「お金が欲しい」と思っている時の私達は、不足に意識がいっています。
「私は必要なお金をすでに持っている。神様ありがとうございます」
と心の中で念じて、本当にそのお金を持っていると思うことが引き寄せの方法です。
イメージの仕方
例えば、自分が経験したことのない贅沢は、うまくイメージできません。
イメージと妄想は違うので、実感できる事の方が実現します。
例えば、今の年収が300万の人は、毎月5万円のおまけがあることをイメージしてみてください。
「自分が毎月5万円の臨時収入を自由に使う事」をイメージするのです。
実際に5万円のお小遣いがお財布に入っている、と考えてみてください。
生活はどんな風に変わりますか?
例えば今まで買っていたランチより、少し高いものが買えますよね。
コンビニでアイスを買う時、何を選びますか?いくつ買う?
欲しいと思っていたお洋服が10万円だったら?
来月も5万円入ってくるわけですから、買えちゃいますよね。
これは、身の丈にあった金額を望みましょう、なんて言ってるわけではありません。
実感が伴うイメージができないと、お金を引き寄せることはできないからです。
その結果「やっぱり潜在意識とか引き寄せなんてウソ」とあきらめてしまうことになります。
今の年収が1000万の人は、1300万に上がったことをイメージしてください。
次はどんな車を買いますか?
どんな家具や電化製品を買い足しますか?
どこで食事をする?
毎日、その生活を想像してみてください。
そしてその時感じた満足感や喜び、感謝を頭の中で繰り返すのです。
これが潜在意識を動かして、お金を引き寄せてくれます。
うまくイメージできない時の対処法
お金が手に入ったことをイメージしても、その後で「お金が足りない」なんて思ったら、せっかくのイメージングが台無しです。
そんな時は、支払ったお金を「もらったお金」と思ってみてください。
例えばコンビニで1000円払ったとします。
その時「1000円もらっちゃった♪いつもありがとう♪」
と思うのです。
また、お金が出て行った・・・ではなく「どんどんお金が入ってくる。嬉しい」
と思うと引き寄せの法則が作動しやすくなります。
遠い目標も決める
先ず、5万円の引き寄せが叶ったら、次はもっと上を目指したくなりますよね。
5万円が達成できたのなら次は、あと10万あればどんな生活ができるか、ちゃんとイメージできます。
いきなり経験したことのない金額を望んでも、心のどこかで「無理」と思ってしまいます。
それに、今の年収が10倍に増えた時の生活は、実感を伴うイメージができません。
「豊かさ」だけを考えて、手段についてアレコレ考えないようにした方がうまくいきます。
「どのようにしてお金を手に入れるのか」を考えるのではなく「既にお金を受け取った」と感じるだけでいいのです。
結構難しいのですが、毎日続けるとうまくイメージできるようになります。
気を付けること
この潜在意識の引き寄せにとって一番邪魔になるのは、嫉妬心です。
嫉妬心は自分より上にいて恵まれている人、運のいい人に向けられる感情です。
つまり「私はあの人より下だ」「私はあの人より恵まれていない、運が悪い」という
負け犬根性を潜在意識に送っていることになるのです。
その結果あなたの内なる声を、潜在意識は聞き届けてしまいます。
誰かに嫉妬しそうになったら、別のことに意識を向けてください。