友達はいらない?成功したビジネスマンに学ぶ友達との付き合い方~交友関係を整理すると人生が豊かになる

そもそも本当の友達ってどんな人達のことでしょうか?

色んなサイトで「本当の友達の定義」を調べてみた結果、皆さんが友達に期待(要求?)している条件はかなり厳しそうです。

  • 本音で語り合えて
  • 欠点を指摘してくれて
  • 私の悩みを親身になって聞いてくれて
  • 私にいいことがあったら我がことのように一緒に喜んでくれて
  • 秘密を守ってくれて
  • ピンチの時は助けてくれて
  • 仲間外れになっても見捨てず味方になってくれて
  • 同じ価値観や趣味があって
  • 充実した楽しい時間をすごせて
  • わがままを許してくれる人

確かにこんなすごい・・・っていうか便利・・・いやありがたい存在がいたら、どんなに幸せでしょう。

 

本当の友達とは?

「本当の友達がいない」「親友が欲しい」

私の仕事は風水と占い鑑定なので、時々こんな悩みを聞くことがあります。

でも、最初から「本当の友達」の条件設定がおかしい・・と私は思っています。

友達に限らず人と人の関係において「ギブアンドテイク」は一番大事な基本です。

こう話すと「損得勘定抜きで純粋に相手を思いやれるのが、本当の友達じゃないですか」

と言われたことがあります。


では、あなたは相手にとって、どんな友達ですか?

相手のためにどんな犠牲を(喜んで)はらって、何をしてあげてますか?

いつも友達の話を一方的に聞いてあげて、一緒に悩んだり喜んだりして、秘密を守ってどんな時も味方でいて、わがままも許してあげているのですか?

って可哀そうだったのでここまでは聞かなかったのですが、これらは我が子に対する親の愛情であって、大人が友達に要求することではありません。

 

 

親友がいる人の特徴

「学生時代の親友」がいる人というのは、たいてい体育会の部活や、一緒に何かを乗り越えた経験をしている人達です。

体育会の部活は同じ目標を持ち、助け合って様々な苦しいこと(トレーニングや横暴な先輩、監督の罵声)を乗り越え、互いの健闘を称え合ってすごした日々があります。

この青春の大部分を捧げた苦しい経験が彼等の絆となって、大人になってからも友情が続いているのです。

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大人になってから知り合った人達とは、こんな日々はありません。

職場や趣味のサークルなどで知り合った人達に、過度な期待をしても無理な話です。

もっとあっさり、適度な距離感を保って付き合えばいいのです。

 

もう一つ、部活に関係なく「親友が大勢いる」人達もいます。

これは、ず~っと同じ町に住んで仲間同士が皆、学生時代と同じ状況で暮らしている人達です。

大人になったら普通は色んな状況が変わります。

でも彼等はほとんど変化のない生活を送っているのが特徴です。

高校を卒業しても、同じ仲間同士で付き合い続けて、時には同じ職場を紹介してもらって、家族ぐるみのお付き合い。

経済的にも高校時代と変わらず(つまり突出して成功した者はいない)、子供の教育方針(自分だけ子供を早くから塾に行かせたり私立の学校に入れたりしない)、価値観(やっぱりダチって最高)も変わらない人達です。

これはこれで幸せなことです。

でも、誰かがこの中から出ようとすると、状況は一気に変わります。

このグループはたいてい、「お互いにこの集合から出ることは許さない」という暗黙の了解のようなものがあります。

1人だけ玉の輿や逆玉に乗ってその地域から引っ越したり、難しい資格をとって出世しようとしたりしてはならない、ということです。

同じ経済状態で均衡がとれているからこそ、「仲間」が成り立っているので、野心家や仲間より向上心のある人にとっては辛い環境でもあります。


それでも、同じ環境にいる間は互いに支え合うし、仲間のためなら犠牲をはらってでも助け合うといった良い点もあるので、「本当の友達」「親友」であることに代わりはありません。

ただ、「輪の外に出ない」という条件があるだけです。

 


友達ランクを見直してみる

「本当の友達なら~してくれるず」と思いこんでいる人は大勢します。

「~してくれるはず」という設定がそもそも間違っているケースがあります。

前述の「ギブアンドテイク」です。


例えば、あなたが友達Aの話を何時間も聞いてあげたとします。

その友達Aはあなたに同じことをしてくれるでしょうか?

Aが同じことをしてくれたのなら、Aとあなたはお互いに「同じランクの友達」と認め合った関係です。

 

でもそうでなかった場合Aは、

「あなたのために時間を割く気はない」

「友達なんだから聞いてくれて当然だ」

「あなたも自分の話に興味があったのだろう」

と思っています。


そこであなたがやるべきことは、Aに対する「友達ランクを落とす」ことです。

友達Aにとって、あなたは「呼び出したらいつでも来てくれるし、黙って話を聞いてくれる人」にすぎなかったのかもしれません。

これは抗議したり話し合うようなことではありません。

仕方のないことなので、黙ってAに対する「友達ランク」を下げればいいのです。

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この場合、あなたも少し改めるべき点があります。

相手に気を使いすぎて

「全然、大丈夫。暇だからいつでも話聞くよ」

「私でよかったらいつでも言ってよ」

なんて過剰なサービスをしてはいませんでしたか?

これは、人の時間を自分のために使わせてしまったことを恐縮するような、常識家にだけ通じるフォローです。

Aは額面通りに受け取って「そうか暇なんだったら、少しくらい付き合わせてもかまわないな」

「あの人(あなたのこと)もきっと私の話に興味があって聞きたかったのだろう」

と思ったかもしれません。

あなたがはらった「何時間も興味のない話を聞いてあげた」という犠牲は、友達Aには全く伝わっていないのです。

 

Aが「この前は話聞いてくれたのにごめん、今どうしても時間が作れなくて。今度会った時に聞くから」とでも言ってきたなら話は別です。

 

でも、あなたがAのためにはらった犠牲(自分の時間)について、考えていないのなら、Aは頭が悪いか、無神経、鈍感か、あなたを便利な人と思っているだけです。


あなたもAを「暇つぶしの相手」としてキープしておけばばいいのです。

ケンカをしたり話し合ったりなんてする必要はありません。

あなただって買い物や1人では入りにくいレストランに行くための、友達は必要ですよね。

Aから誘われた時、暇なら行ってもいいけどわざわざ時間を作ってまでは行かないし、一方的な聞き役にはならない、ということです。


「友達ランク」を上位に保ったまま付き合うから、相手が応えてくれなかったとき「本当の友達だと思ったのに・・・」

と嘆くことになります。

 

友達の人数と親友について

統計では、友達の数が15人でそのうち、親友が5人というのが理想なのだそうです。


確かに気の置けない友達が15人もいれば、楽しそうです。

でも、友達が多いというのは、自分も相手の要求や期待に応えなければいけないので、

それはそれで大変かもしれません。

「友達と付き合う=自分の時間を使う」ということだからです。

 

最近、テレビでタモリさんや林先生が「友達はいらない」と言っています。

友達は厳選してどんどん減らしていっている、ということでした。

1人でいる時間が充実している人は、余計な時間を他人のために使いたくないのです。

一緒にいても得るものが何もない友達と半日過ごすより、1人で本を読んだり資格試験の勉強をしたり、趣味の時間を持った方がずっと有意義です。

 

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大人の付き合い方

大人になると学生時代のように、何でも友達にしゃべってしまうなんてことはなくなります。

「なんでも話せる友達」

「欠点を指摘してくれる友達」

「本音で語りあえる友達」

なんて、本当は危険なほど面倒なものです。

 


何でも話せる友達

あなたにとっての「何でも話せる友達」は、反対にあなたの方も「どんな話でも喜んで聞き役にならなければいけない」ということでもあります。

 

そして「何でも話せる」ってどんなことでしょうか?

実はとっても下らないことだったりしませんか?

 

私にはなぜか私に執着してくる友達が二人いたのですが、彼女達が私に言った言葉がこれでした

「〇〇(私のこと)には何でも話せるから好き。ずっと親友でいようね」と言うのです。

でも私が彼女達から聞いたのは

人の噂話

人の悪口

自分の恋バナ

職場の愚痴

この4点だけです。

合間に「一緒に旅行行きたいね」などの勝手な希望も言いますが、基本の4点だけで何時間でもしゃべるのです。

 

反対に私には彼女達に聞いて欲しい事、聞きたい事が何もありませんでした。

そもそも、話題が噂話、悪口、恋バナ、愚痴だけでしたから、そんな相手を尊敬したり

信頼などできません。

ただ、当時の私は友達と縁を切ることの煩わしさと、他の友人関係への影響を考えて付き合っていただけでした。

でも彼女達と縁を切ったとたん、私には尊敬できる大人の友達が何人もできました。

常識や遠慮、思いやりのある人達は、しょーもない話題で集まっている者達と交わる気はありません。

私は彼女達の輪から出ることで、新しい人間関係を築くことができました。

 

今思い返してみると、彼女達が私にしつこく連絡してきた理由もわかります。

私は一緒にいる間自分の話をしない(言いたくなかっただけ)し、何を言っても黙って聞いてくれる(興味がないから質問も反論もしない)ので、一方的に喋れて居心地がよかったのです。

 

「何でも話せる」は将来の夢や計画、目標に到達するまでの悩みなど、前向きなものや建設的なものに限ります。

お互いに励まし合ったり慰めたり、双方が成長できる関係であるべきです。

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欠点を指摘してくれる人

「欠点を指摘してくれる」はもっと大変です。

あなたの側が、その友達を心から尊敬して互いに信頼関係を築いていなければ、欠点の指摘なんて大それたことはできないからです。

人の欠点というのは、なかなか指摘できません。

大人は「自分からみた欠点が、別の場所、立場の違う人にとっては長所になることもある」と知っています。

だからそう簡単には「欠点」と決めつけることができないとわかっているのです。

そして、良識のある人なら「自分は同級生にダメ出しできる程優れた人間だろうか」

と考えます。

こんな時、「あなたのここが良くないと思う」「こういう点、欠点だから直した方がいいよ」なんてサラリと言える人を、私は信用しません。

 

こういうタイプはたいてい「あなたのためを思って言ってあげてる」と言うのですが、違います。

人の欠点を指摘すると、自分が偉くなったようで気持ちがいいから言っているのです。

人の欠点を指摘できる人、というのは、本来相手より何倍も人生経験を積み、優れた見識と洞察力、周囲からの評価、財力、知力共に優れていなければなりません。

つまり圧倒的に相手より上の立場だからこそ、諭すことができるのです。

 

「失敗の原因を共に考えてくれる」人なら、信頼できると思います。

自分のどこが間違っていたのか、どうするべきだったのか、一人で考えてもわからない時、助言してくれる友達は有難いものだと思います。

 

もし、本当に自分の欠点を人に指摘してほしい、と思うなら友達に聞いてはいけません。

友達になったという事は、あなたと似たりよったりの人・・・

つまり知力、経験、世間からの評価、洞察力全ての点で、あなたと同じレベルの人です。

もしアドバイスが欲しいなら、友達ではなく自分に好意的で尊敬できる目上の人に聞くべきです。

その時は必ず、相手の時間を自分のために使わせていることを自覚して、謝罪とお礼は心をこめて。

 

本音で語る人について

そもそも大人は本音なんて語ってはいけません。

自分の手の内を全部さらけ出す程愚かな事はありません。

本音で語らなくても相手を思いやって、暖かい気持ちで接するだけで友情は成立します。

いちいち他人の本音なんて知りたくないし、言う必要もありません。

本音が社交辞令より美しいことなんてないのです。

こう言うと「上辺だけのお付き合いはしたくないんです」と反論されることがあります。

でも、相手の本音なんて知ってどうするのでしょう。

それにあなたの本音は、わざわざ人に聞かせる程価値のあるものですか?

 

例えば、友達が試験に落ちた時、「そりゃあれだけ遊び倒してたら落ちて当たり前でしょー、 全然勉強してなかったし。あれで合格する程世の中は甘くないのよ」

と思ったとしても、普通は もっと優しい励ましの言葉をかけます。

「一度や二度の失敗なんて誰にでもあるよ。次回はもっと勉強して頑張ればいいんだから。元気出して」 

 

彼氏や彼女にフラれた時、「あんなに束縛厳しかったら誰だって逃げるわ。ラインはしつこいし。ブロックされて当然だって。」

と思っても絶対言いません。

「大丈夫。次はもっと自分に合った人と出会えるよ。」って言います。

これこそが友情です。

 

 

大人の付き合い方

私は、成功したビジネスマンや起業家を見ていて、友達の選び方を観察してみたことがあります。

どんな友達とどう付き合っているのか。


彼等は友達に愚痴を聞いて欲しいとか、本音で話して欲しいとは思っていません。

自分の感情は自分で処理できるので、わざわざ人に頼る必要はないのです。


私が直接聞いたり観察した結果はこの3点だけです。


自分と支払い能力が同じ人


同じ価値観をもっている人

 

一緒にいることでメリットがある人

 

 

支払い能力について

自分よりお金のない人と付き合うと、金運が下がります。

相手の支払い能力に応じて、食事をする場所を選ぶし、自慢をしていると思われないためにわざと、相手の経済力に合わせた話をします。
つまりお金がないフリをします。

これは自分の潜在意識に「お金がない」「あんな高いお店にはとても行けない」

と刷り込んでいるのと同じです。

反対に自分よりお金持ちと行動を共にすると、金運は上がります。

「お金を使うって楽しい」「お金がどんどん入ってくる」

という感情が潜在意識を動かすのです。

 

また、支払い能力の差がある場合、自分がおごってあげることにあります。

相手は喜ぶかもしれませんが、これは友情に金銭が介在することなので、「本当の友達」とは言い難くなります。

堀江貴文さんも「自分のレベルについて来れない人とは友達の縁を切った」という意味のことを言っていました。

お金のある人は自分と同じレベルの人を友達に選びます。

 

価値観が同じ相手

同じ価値観でないと、わざわざ付き合ってもストレスがたまるだけです。

安心して話せる相手ということだと思います。

以前、経営者の方が「若い頃は平気で議論ができたし、二人の違いを面白いと思ったりしたけど、年をとったら無理」と言っていました。

「いや、それは違うだろ」と思いながら、付き合うのは疲れます。

 

たいてい、似た価値観の人同士で集まるので、子供の教育方針、家庭環境、遊び方、支持政党など、だいたい一致していて、会話が和やかに進みます。

 

 

一緒にいることのメリット

メリットとはお金のことだけではありません。

 

貴重な情報をくれる

  • 無条件で楽しい時間をすごせる
  • 経営者として学ぶことが多い
  • いつも新しいお店を紹介してくれる
  • 知らなかった知識を得ることができる
  • 成長できる
  • 新しい発見や気づきがある
  • 刺激を与えてくれる


これらのことも、友達として付き合うメリットです。

一緒にゴルフをしたり食事をしたりしてるだけに見えますが、そこで交わされる会話が有意義なものだということです。

 

 

自分が良い友達になるには


誉め言葉

別に相手を誉めるのではありません。

もちろん、ほめるべき時もあります。

いつもよりオシャレをしていた時、昇進が決まった時、ダイエットに成功していた時。

でも会う度に毎回友達を誉める必要はありません。

 

例えば、最近読んだ本、見た映画などを誉めるのです。

これは話術に秀でていなくても簡単にできます。

「この前行った美術館の特別展示はとっても良かった」

「この作家の本ってどれも面白いけど、これはホントに最高だった」

「あのカフェのケーキは美味しかったよ♪」

など肯定的で明るい誉め言葉を交えた話をするだけです。

延々と話す必要はありません。

ただ、この「誉め言葉を交えた情報」は聞く人にとっても有益なものです。

それに頑張って相手を誉めるより、実際に良いと思ったものを誉めるので、無理がありません。

 


感謝する

大人になると、誰もが忙しくなるし、自分のことで精一杯になります。

そんな中、自分の悩みや愚痴を聞いてもらうのは、相手にとっては迷惑なことだったりします。

時間をやりくりして、やっと友達とランチ♪と思ったら、食事の間中ずっと相手の相談を聞かされるわけですから。

 

恋愛や家庭、仕事がうまくいっていない時、友達に聞いてもらう、というのは普通のことかもしれません。
でも、必ず「聞いてくれてありがとう」は言うべきです。

いつも悩みの相談や愚痴をいうタイプの人は、なぜか感謝をしない人が多いのです。

 

依存しない

私は自分の相談はめったにしません。

前述の通り、自分より頭がよくて洞察力と良識のある目上の方に、頭を下げて「アドバイスをしていただけませんか」というのはたまにあります。

でも、基本自分の問題は自分で処理します。

 

冷静に考えたら、人に相談したい事のほとんどは感情的な問題です。

自分で感情の処理ができないから、友達に吐き出すことで楽になろうとしているわけです。

友達は一応、甘い言葉でなぐさめたり励ましたりしてくれます。

そこで、毎回友達に頼ることになってしまいます。

「自分の感情は自分で処理する」

本当は当たり前のことなのですが、人を頼る癖がついてしまうと、自分で何とかしようと思わなくなるようです。

 


人の成功や幸せを一緒に喜ぶ

これは人に好かれるだけでなく、スピリチュアル的にも大事なことです。

「ホントに良かった!」「幸せだろうなー」「努力が実った」「私も嬉しい!」

これは潜在意識に働きかける、魔法の言葉でもあります。

潜在意識には主語がありません。

他人の成功でも、「良かった!」と感じることで、自分を成功に導いてくれるのです。

自分の運気を上げたい時、一番邪魔な感情が嫉妬です。

 

 

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