良縁や結婚、金運など色んな願望を成就させる方法は、ちゃんとあります。
でも、なぜか望んでいることと正反対の行いをして、願望成就の機会を失ってしまっている人が大勢います。
間違った引き寄せ方法をやっている方も。
せっかく神社仏閣に参拝して、一生懸命祈っているのになぜか、願いが遠のくような行動をとっているのです。
恋と良縁を引き寄せる方法
良縁というのは、神様が結んで下さり、ご先祖様が後押ししてくださって始めて成就するものです。
ご先祖様の反対を押し切って無理やり結んだ縁は、後で必ず壊れたり後悔したりする結果になります。
良縁は縁結び祈願だけでなく、自分で「良縁を引き寄せる行動」をしなければなりません。
良縁を引き寄せるための大切な事をご紹介します。
良縁を引き寄せるための行い
神仏やご先祖様から応援していただけるような、良縁を引き寄せるために必要なことがあります。
それは、「先ず自分自身を愛して大事にする」ということです。
自分が自分を愛してないのに、誰が愛してくれるでしょう。
誰かに大切にしてほしいなら、先ず自分で自分を大切な人として扱わなければいけません。
自分を誰よりも大切に扱っていたら、他人も同じようにあなたを尊重して大切に扱うようになります。
世界一の玉の輿に乗ったナディーヌ・ロスチャイルド夫人は、独身時代から
「私は誰よりも自分を愛して大切にしてきた」
と著書の中で述べています。
自分を大切にする方法
自分を大切にすることは簡単です。
当然のことですが「自分のわがままを通す」「勝手気ままにゆるまう」「贅沢をする」というわけではありません。
自分で自分のことを「一番大切なお客様」として扱えばいいのです。
例えば、大事なお客様には一番いいカップでお茶を出しますよね。
ペットボトルのお茶を注いだりはしないし、茶渋のついたカップをそのまま使ったりもしません。
一番いいカップで、丁寧にいれた美味しいお茶を出そうとするはずです。
それを毎日、自分のためにするのです。
ナディーヌ・ロスチャイルド夫人
これはお茶だけでなく、生活全般に言えることです。
例えコンビニで買ったお惣菜でも、お気に入りの器に美しく盛りつけてみてください。
テーブルに(一輪挿しでもいいので)お花を飾るとか、自分のために少し奮発して上等のお箸を買ってみるとか。
最初は「誰も見てないし」「面倒くさい」と思うものですが、何日か続けると「自分を大切に扱うことの喜び」がわかってきます。
誰だって大切にされると(たとえ自分自身からであっても)「嬉しい」「心地よい」という幸せな感覚を感じます。
その感覚は「自分は大切にされている」と感じたために生まれたものです。
この感覚を持ち続けていると、周囲の人達から「大切にされる」という状態を引き寄せます。
自分で自分を粗末に扱うと、引き寄せの法則が間違った方向に作動します。
つまり、他人があなたを粗末に扱うようになるのです。
良縁を引き寄せて幸せになりたい時、自分を粗末に扱うとせっかくの運気が逃げていってしまいます。
自分を愛する練習
自分自身を愛して尊敬しなければ、他人から愛情も尊敬も得られません。
「私は価値がない」と思いこんでいると、「価値のないもの」しか寄ってこなくなるのです。
ルックスを愛する方法
自分のルックスの欠点について考えると、
「私って駄目だ」「足が太すぎる」「可愛くない」
などマイナスのことばかり浮かんできて、自分で自分の運気を下げることになります。
自惚れる必要はありませんが、自分に厳しく接してはいけません。
もちろん、「私可愛い」「私は私が大好きなの」なんて口に出して言ってはいけません。
でも鏡を見る時は必ず、自分の長所だけを見てください。
もし自分の顔が嫌いなら、お気に入り口紅やチーク、アイシャドーを買ってください。
それをつけると「シャネルのリップ可愛い色だなー」と思えますよね。
次に「唇が可愛い色になった」
そこから「シャネルのリップをつけた私の顔可愛い」と思えるはずです。
リップでなくてもイヤリングやピアスでも使えます。
「素敵なピアス」→「このピアスつけた私っていい感じ」
「このワンピースを着た私って素敵」
こんな感じで訓練していくと、自分のことをダメだとは思わなくなってきます。
鏡を見た時、自然に「可愛い」と思えるまで続けてみてください。
良縁祈願の方法
良縁祈願は先ず、神社や自宅の神棚で祈念してください。
その時1カップの清酒を2本お供えします。
次にご先祖様に良縁をお願いします。
結婚の後押しをしてくださるのは、ご先祖様なので毎日の供養は大切です。
私の占い鑑定の相談者様から、復縁のための鑑定や護符を頼まれることが多いのですが、いつも感じるのは「御縁というものは本当にある」ということです。
復縁について
一生懸命願ってもヨリが戻らなかった人達は、その後必ずもっと相性にいい相手に巡り合っていらっしゃいます。
神仏やご先祖様に復縁をお願いしても叶わなかった時、それは
「あなたには別にもっと良い相手がいます」というメッセージかもしれません。
また、一緒になると不幸になる場合も、ご先祖様が止めてくださっている場合もあります。
間違った引き寄せ方法とは
引き寄せ方法の中には、間違ったまま伝わっている場合があります。
それが「口に出して言った事は実現する」というものです。
これは、引き寄せの一つの方法ではありますが、これだけやっても実現はしません。
一時期、私の周りでは、おかしな妄想を口に出して言う人が何人かいたのですが、理由を聞くと、彼等は皆「口に出して言ったら実現するって聞いたから」と言うのです。
例えば「私は事業を起こして成功してみせる!」と口に出して言うことには意味があります。
自分を奮い立たせて、大きな目標を常に意識して生活することができますし、成功した自分をイメージし続けることができます。
でも他人を主体とした「周囲の人からチヤホヤされたい」といった、願望?妄想?を口に出しても意味はありません。
大事なこと
引き寄せのイメージングには、法則があります。
- 自分が主体であること
- 段階をふむこと
- 心から実感できること
主体は自分
他人への望みを、何回口に出して言っても叶うことはありません。
珍獣を見るような目で見られるだけなので、人前で口に出すのは止めましょう。
- 「いつも私のことを気にかけて、守ってあげたいって思って欲しい」
- 「私の世話を焼いてほしい」
- 「あなたの両親に、私のことを自分の娘のように思ってほしい」
- 「資産家の友達をどんどん紹介してもらいたい」
- 「常に皆の注目の的でいたいし、愛されたいの」
これは私が実際に言われた言葉なのですが、正気を疑うレベルのド厚かましさです。
つい「何言ってるの?」と聞き返したところ、彼女は
「私が引き寄せようとしている夢を否定する人とは、話さない方がいいって言われたから」と言います。
どうやら、おかしなセミナーに行ったか、引き寄せの本を中途半端に読んで真に受けたのでしょう。
「引き寄せ」は自分が主体であって、他人を思い通りに動かすことができるわけではありません。
例えば、かつて自分の世話をやいてくれる家政婦や秘書がいた資産家が、以前のような生活をイメージングすれば、また秘書や家政婦を雇えるような生活を引き寄せることはできるかもしれません。
でも、これも自分が主体です。
自分自身が、秘書や家政婦を雇えるだけの財力を取り戻すのです。
周囲の人が勝手に
「この人、ほっておけないわ」
「お世話してあげたい」
なんて思って、無料で秘書の役目をしてくれるわけはありません。
段階をふむ
最終的な目標はどんなに大きくてもいいのです。
でも、最初は実現可能な目標から始めてください。
壮大な夢を持つのは正しいことなのですが、経験したことのない世界のことはうまく実感できないからです。
「大きな夢」と「実現可能な今の目標」を両方イメージします。
「すぐに実現できそうな今の目標」があると、夢が実現した時の喜びや達成感を実感することができます。
この「実感」がないと、引き寄せはできません。
実感すること
引き寄せたいと思っていることが、成功した時の気持ちを実感することが、何よりも大切です。
例えば世界一の玉の輿にのったナディーヌ・ロスチャイルド夫人。
ナディーヌは貧しい家庭の出身で義務教育を終えてすぐ、家を飛び出して女優の卵として、パリの裏社交界に顔を出していました。
裏社交界とはいえナディーヌには、実際にロスチャイルド男爵などの、大物と顔を合わせる機会が度々あったのです。
「実際にパーティーでよく会う」相手なら、例え身分違いレベルの玉の輿であっても、「この人と結婚する」
「自分はこの優雅な世界の一員になる」
というイメージングは成功するはずです。
実際に彼等の優雅な世界に(一時的であっても)実際に身を置いたことがあるわけですから。
重厚なインテリアや豪華なジュエリー、贅沢なライフスタイルを「お試し」した事があるので、何回もその快感や喜びを反復すれば、それが引き寄せになります。
「口に出したことは全て実現する」と単純に信じている人達は、矢沢永吉さんの話をよく引き合いに出します。
矢沢さんは売れない頃からずっと「俺は絶対にスターになる」と言い続けて、そして成功したのだ、という話です。
「だから自分も同じように、夢や希望を口に出して言っているのだ」と。
でも、彼等が忘れていることがあります。
矢沢さんは、その時、例え小さなライブハウスであっても、ちゃんと自分の曲を演奏してファンもいた、ということです。
たとえ小さな会場でも、実際にファンの前で演奏しているので「大勢の前で歌う自分」を正しくイメージングできるはずです。
「口に出して言えば実現する」と思っている人達は、曲も作っておらず、人前で演奏した事もないのに「俺はスターになる」と言っているのと同じです。
「スターになる」の前に、やるべき事がありますよね。
「バンドを組む」「人前で演奏して拍手を受ける」「ファンができる」など。
これらを一気に無視して、「口に出したから実現するはず」ってことはありません。