ご自宅で神棚や御社をお祀りしていらっしゃる方も多いと思います。
でも、良かれと思ってやっている事が、間違っている場合もあります。
古いお札
お札は毎年、神社かお寺で御祈祷していただいたものを、新しくお祀りします。
古いお札は、神社のものは神社に、お寺のものはお寺にお返しします。
毎年、御祈祷や参拝に訪れる神社なら、古札をお返しできますが遠方で難しい場合もあります。
お札をいただいたでなくても、近くの神社の古札入れにお返ししても大丈夫です。
古くなったお札を何年もお祀りするのは良くありません。
たまに、古い御社やご先祖様が代々お祀りしてこられた神棚の中に、古くなって変色したお札が入れっぱなしになっていることがあります。
今まで私が鑑定させていただいた方の中には、そうとは知らずに古札の入った御社や神棚に手を合わせている方がいらっしゃいました。
障りになりますので、何年も開けていないという方は一度調べて、新しく御祈祷していただいてください。
障りについて
昔からの旧家で、御先祖様がお祀りされていた御社を大切にしてこられた方がいました。
なぜか子供たちが誰も結婚しなかったり、商売がうまくいかなくなったり、おかしなことが続いたそうです。
御社の中を開けると古くなって変色した御札があり、中には蜘蛛の巣がはっていたそうです。
これでは毎朝手を合わせても、御加護は受けられません。
お祀りの仕方
御社をお祀りしていらっしゃる場合は、お祀りしている神様の神社から神職の方に来ていただいてお祀りしてください。
神棚の場合も毎年、新しく御祈祷していただいたお札を入れ替えてお祀りします。
お祀りの仕方は、お神酒とお水、お米、海の塩、榊をお供えします。
昔は、朝一番に井戸から汲んだお水をお供えしたのですが、今は井戸のあるお宅は少ないので、朝一番にこだわることはありません。
お供えをして、祝詞を奏上します。