霊にとりつかれた、なんて言うとたいていは「霊なんていない!」と反論されてしまうものです。
気のせいだとか、考えすぎとして流されるならまだいいのですが、変な人と思われてしまうのがイヤで、誰にも言えずにいる方も多いのではないでしょうか。
私は関西を中心に占い鑑定と護符の作成を10年以上続けています。
お祓いができる霊能者から聞いたお祓い方法や、私自身がもらってしまった時の祓い方をご紹介します。
試してみてください。
霊につかれた時
世の中には霊魂の存在を信じない人も大勢いるので、「霊にとりつかれたみたい」と言っても、おかしな人と思われるだけで助けてくれることはないかもしれません。
霊能者でも「視える」というだけで、お祓いができない人は沢山います。
最悪、お祓いと称して何千万もとられたり、怪しい宗教に勧誘されたりすることもあるので注意が必要です。
一番いけないのは、おかしな宗教団体に相談することです。
本当は何もないのに「霊な沢山ついていている」「祓わなければ不幸になる」なんて脅されて、逃げられなくなってしまいます。
霊にとりつかれた時の対処法
身近な所にお祓いをしてくれる人や霊能者がいれば別ですが、そうでない場合はあまり他人に「とりつかれたみたいなんだけど」なんて言ってはいけません。
世の中には霊魂の存在自体を否定し、それが知的で理性的な生き方だと思い込んでいる
人が大勢います。
信じてもらえなかったり、変人扱いされて辛い思いをするだけかもしれません。
仮に信じてもらえたとしても「そっかー大変だね」で終わってしまいます。
その人だって、どうしてあげればいいのかわからないのですから。
「もらいやすい人」は、他の人はなんともないのに、一人だけとりつかれることがあるため、理解してもらうのは大変です。
霊の払い方①
ドアを閉め窓を開けてお線香を1本あげます。
その間、心の中で強く「出ていけ!」と念じてください。
「私はあなたとは関係ない。すぐに出ていけ」と念じることで、お線香の煙と共に外に出ていってくれます。
霊の払い方②
ドアを閉めて窓を少しだけ開けておきます。
カップに粗塩を大匙3杯程いれて、そこに熱湯を注ぎます。
熱湯はカップの縁のギリギリまで入れてください。
湯気と一緒に障りや浮遊霊が、窓から出て行きます。
塩湯は冷めるまで、そのまま置いてください。
これは浮遊霊だけでなく、他人の念も浄化できるので習慣として続けると、人からもらいにくくなってきます。
霊の祓い方③
粗塩で体中をマッサージします。
特に首筋や背中、足、足裏も忘れずに。
強くこすると赤くなるので、やさしくもみこむようにマッサージします。
その後は、洗い流さずにそのまま湯舟に入ります。
肩までつかって、十分汗をかいてから出てください。
霊の祓い方④
コーラを飲む。
驚かれるかもしれませんが多くの霊能者が、霊がついた時はコーラを飲むと良いと教えてくれました。
コーラを飲んだ後、げっぷと一緒に体内の悪いものが祓えるのだそうです。
普段は甘いものが苦手でジュースなど飲まないような人が、霊視の後などによくコーラを飲んでいました。
霊の祓い方⑤
サウナで汗をかく。
これは軽い霊障によく効くそうです。
汗と一緒に霊障や厄、浮遊霊を洗い流します。
サウナに入った後、スッキリして体が軽くなったように感じるのは、霊や障りも一緒に取れているからです。
霊の祓い方⑥
部屋中を良い香りで満たしてください。
霊は良い香りを嫌います。
お気に入りの精油でもいいし、白檀のお線香もおすすめです。
玄関や寝室など、常に良い香りで満たされている場所は、霊にとって居心地が悪いのです。
霊の祓い方⑦
部屋の掃除。
これは運気を上げるだけでなく、霊にとって居心地の悪い空間にするためです。
霊はジメジメした暗くてイヤな匂いのする場所、汚い部屋に引き寄せられてきます。
いつも、空気を入れ替えて明るく、キチンと掃除された部屋には霊が寄ってきません。
黒やグレーは避けて、明るい色のカーテンに変えてください。
掃除の後は、前述の塩湯祓いで部屋を浄化してください。
霊の祓い方⑧
軽い霊障を祓うには朝日も効果的です。
朝8時までの朝日です。
できれば外に出て、体中に朝日を浴びてください。
10分程度で大丈夫です。
部屋の窓とカーテンを開けて、部屋中に新鮮な空気と太陽の光を入れます。
空気の入れ替えは、運気アップのためにもできれば毎日行ってください。
もらいやすい人とは
肝試しに行ったりしなくても、人から浮遊霊や障りをもらいやすのいタイプ人もいます。
体質なので仕方ないのですが、普通に生活しているのにもらってしまうのです。
自覚症状のある方は、もらった瞬間に寒気がしたり頭痛、吐き気、倦怠感などがあります。
もらいやすい人の特徴
霊魂や神仏の存在を信じている人に、多いようです。
人と接触することの多い職業の方にも、実は多く見られます。
美容師・エステティシャン・マッサージ師・メイク・ネイル・医療、介護関係者など。
肝試しで廃墟やお墓、心霊スポットに行ってはいけません。
肝試しをして運気なアップした人はいません。
どんな体質であれ、障りが起こります。
ただ、神仏、霊魂の存在を信じていない人は、自覚症状がないだけです。
神仏や霊魂の存在を信じるのは、悪いことではありません。
いざという時、助けてくださるのは神仏やご先祖様です。
もらいやすい人の防御策
パワーストーンを身に着ける
パワーストーンは、霊障を防ぐ働きのあるものが沢山あります。
アメジスト、水晶、ラピスラズリが特におすすめです。
ブレスレットやペンダントにして、肌身離さずもっておくと霊をよせつけません。
こちらは私が使っているブレスレットと同じものです。
こちらのお店は、宝石鑑定士が選んだパワーストーンなので、本物の石を使っています。
修理もしてくれるので、私は長く愛用しています。
石のサイズが6mm
邪悪なものから自分を守り、浄化してくれる「ゼオライト」「モスコバイト」「スギバイト」「水晶」のパワーストーンです。
ラピスラズリには魔を祓う働きがあるといわれています。
人からの悪い念も跳ね返してくれるので、もらいやすい方におすすめです。
写真は6mm
魔は光るものを嫌います。
パワーストーン以外にも光るものを身に着けてください。
別に本物のジュエリーでなくてかまいません。
光っていればいいのです。
イメージング
もらいやすいタイプだからといって、人と接触しないわけにはいきません。
人に接する時は、自分の周りには見えないバリアが張られている、とイメージしてください。
「そのバリアは強固で、霊や障りなどを全て跳ね返してくれる」と、毎日イメージしてください。
「また、もらってしまうかもしれない」と不安に思っていると、霊と波長が合ってしまい呼び寄せているのと同じことになります。
霊と波長を合わせないためにも、「バリアが張られている」「全ての霊障を跳ね返すことができる」と常に意識してください。
マイナス思考を止める
マイナス思考は霊を呼び寄せてしまいます。
無意識にマイナス思考になっている場合がほとんどですが、霊と波長を合わせてしまっているのです。
いつも明るく前向きなことを考えてください。
瞑想で吐き出す
瞑想はラクな姿勢で大丈夫です。
先ず、大きく息吸って、ゆっくり吐く事を繰り返します。
その時、吸う息と一緒に暖かく光輝くエネルギーが自分の体内に満たされるとイメージしてください。
暖かい光が体内を巡って、悪いものを全て指先から吐き出すイメージをしてください。
指先から霊障や厄、障り、悪い気を全部吐き出すのです。
この時、部屋を自分の好きな香りで満たしておくと、さらに効果がアップします。
結界をはる
お近くの神社の社務所に売っているお砂を、部屋の四隅に置いてください。
戸建ての場合は家の周囲にも、お砂を置きます。
このお砂は神様の力がこめられているので、結界となって浮遊霊や障りになるものをはね返してくれます。
できれば毎月、お砂は新しいものに変えてください。
お守りを持ち歩く
パワーストーンと同様に、霊や障りから身を守ってくれます。
お守りはバッグに入れていてもいいのですが、目立たないように首から下げておくと効果的です。
夏場は難しいのですが、ちょうど胸のあたりにくるようにしておくと、悪いものが寄ってこなくなります。
肝試しはしない
もらいやすい人でなくても、わざわざ危険とわかっていることはしないでください。
肝試しをして、運気が上がった人はいません。
友達に誘われたら、仮病や家族の用事ができたことにしてください。
「怖いから」と言うと、わざと連れて行こうとする無知なお友達だって大勢います。
理由をつけて、その場に行かなければいいのです。
友達を選ぶ
冷たい言い方になってしまいますが、いかにもとりつかれていそうな人とは関わらないことです。
- なんとなく暗くてイヤな感じがする
- その人物と会った後は体調が悪くなる、疲れる
- 一緒にいると落ち着かない
- 運が悪そう
仕事上の付き合いだけにして、できるだけ関わらないように距離をおくことです。
その人物と会った後は、塩湯祓い、粗塩での入浴、瞑想など、自分でできるお浄めをして、悪いものがついてこないように防いでください。
神社でお祓い
もし上記のことを試してみても、何も変わらなかった場合は神社でお祓いをしていただくとスッキリします。
関西では奈良県の、大神神社をおすすめしています。
大神神社は三輪さんとも呼ばれて、古くからパワースポットとしても有名です。
霊のことを言わなくても、「イヤなことが続くのでお祓いをしていただきたい」と伝えるだけで大丈夫です。