安倍元総理がテロによって倒れました。
国士であり真の愛国者でした。
これからの日本と世界にとって、なくてはならない方でもありました。
安倍総理という強いリーダーがいてくれたおかげで、この国はどれ程救われてきたことか。
奈良に立ち寄った理由
懸命の救命が行われていましたが、心臓を激しく損傷していた事が、搬送先の病院の会見で明らかになりました。
安倍元総理は本来なら、激戦区の長野に行くはずでした。
ただ長野には組織的に安倍氏の演説の妨害をする者達がいるため、自分が行く事によって騒動がおきてはいけないと、前日の夕方に急遽、京都への遊説が決まったそうです。
京都に行く予定の中で時間に余裕があったため、奈良にも立ち寄ったということです。
警備史に残る大失態
「奈良での遊説は急に決まったため警備が手薄だったのではないか」とも言われていますが、どこの県警だって選挙期間中に大物議員が応援演説に訪れることくらい、何回も経験していて慣れているはずです。
奈良県警の手抜き?お花畑?の警備には、不審なことが多すぎます。
これは本来、防げたはずのテロでした。
背後ががら空き
どこの県の警備でも「背後をがら空きにしない」というのは、鉄則だといいます。
普通は選挙カーを背にして立つことによって、背後からの攻撃の可能性を封じるそうです。
ところが、この日の応援演説は、こんな見晴らしのいい場所で行われたにもかかわらず、安倍氏の背後はガラ空きだったのです。
安倍元総理は車道を背にして演説を行っていました。
警備担当者達は誰も背後に気を配らず、全員が前を向いたままでした。
犯人は車道を渡って、簡単に安倍元総理の背後3メートル付近に立つことができました。
警備担当者達は全員横並びのまま、前を向いて立っており、テロリストが近づいたことに気づいていません。
本来なら警備はこんな感じで背後にもSPが何人か配置されています。
この写真でも、SPが背後をしっかり固めています。
安倍元総理が少し前に九州の候補者を応援に行った時も、四方をSPがガッチリ固めていました。
なぜ、この日の奈良だけこんなに杜撰な警備だったのでしょう。
なぜ、大和西大寺駅の広いロータリーのど真ん中で、車道を背にして演説を行うことになったのでしょう。
選挙カーを背にして演説しようと思えば、いくらでも場所が空いていたのに。
2発目の謎
犯人は簡単に安倍元総理の背後3メートルまで来て、先ず1発目を撃っています。
この時の銃声は、離れた場所にいた人でも「衝撃波を感じた」という程大きなものでした。
演説中の安倍氏も後ろを気にする素振りをしたそうですが、その時もSPと奈良県警は安倍氏を守るための行動を何も起こしませんでした。
近距離で銃声がしたのに、何もしないってどういう警備でしょうね?
1発目は運よく外れていたのです。
ここで安倍氏に覆いかぶさって庇っていれば、2発目の銃弾は防げていました。
これは、銃弾が撃たれた瞬間の画像です。
警備は皆前を向いています。
1発目の銃声に驚いて肩をすくめていますが、ここで安倍氏を守るためのアクションを起こすべきでした。
右の男性はとっさに体を低くしています。アナタ警備でしょ?
安倍元総理が警備担当者と同じように、自分を守るために体を低くしてくれればよかった・・・
でも安倍元総理は銃声に動じずに、演説を続けました。
安倍氏本人さえ振り返っていたのに、なぜSPは動かなかったでしょう。
1発目が撃たれてから2発目まで3秒ほど間がありました。
2発目の銃弾は、安倍氏の左胸と首を貫通しました。
2発目を撃たせてしまった大失態は、テロとの戦いにおいて日本の警察がいかに脆弱かをさらした事になりました。
これは防げたはずの事件だったのです。
レーガン大統領の場合
レーガン大統領暗〇未遂事件の時、シークレットサービスは一瞬で大統領の体に覆いかぶさって、体をはってかばっています。
その後すぐにレーガン大統領は、シークレットサービスによって車に乗せられて、その場から離れました。
その車中で弾丸が胸に当たっていたことがわかり、そのまま病院に急行しました。
ナンシー夫人は、大統領が助かったのはシークレットサービスの判断のおかげであると、感謝しています。
いつも通りのフジテレビ
犯人の山上徹也は元海上自衛官でしたが、何十年も前のたった3年間のことです。
報道ではずっと「犯人は元海上自衛官」と繰り返していますが、山上は現在41歳です。
その後の職歴や所属していた団体こそが重要なのに、元自衛官だけが一人歩きしています。
まだ安倍元総理に救命措置がとられ、昭恵夫人が奈良に向かっている最中にフジテレビでは喪服を着ています。
TBSですら喪服のいやがらせはしなかったというのに。
この陰湿な行為を見て、普通の日本人がどう感じるかわからなかったのでしょうか?
こんな時に平気で人を愚弄できる神経は、普通の日本人には理解ができません。
女子アナは二人とも30代後半です。
これがいかに非常識な行為であるか、知らないはずはありません。
昭恵夫人が京都から奈良の病院に向かう時、駅の改札で待ち構えていたのもフジテレビ。
私が見たところ、昭恵夫人の顔をライブで放送したのはフジだけでした。
他局は軒並み「昭恵夫人が今、病院に向かっています」と報じただけ。
そういえば、こんな事もありました。
少し遅れて3時すぎにはテレ朝も喪服。
もちろん、この時はまだ救命措置が行われている最中でした。
安倍元総理の足を引っ張ったマスコミ
前述の通り今回、長野での応援演説を止めた背景には、組織的に安倍氏の演説を妨害するグループの存在がありました。
彼等のせいで騒ぎが起こることを心配して、遊説先が急遽京都・奈良に変更されたのです。
安倍氏が総理在任中に秋葉原で演説していた時、組織されたヤジクループから徹底的に邪魔されたことがありました。
警察は彼等を手荒に扱うと、マスコミに叩かれることがわかっているので、見てるだけで何もしませんでした。
そのため、マイクを握った安倍氏は「こんな人達に負けるわけにはいかない!」と言ったのですが、マスコミはこの言葉をわざと曲解して報道しました。
「国民をこんな人達と呼ぶ総理大臣」と。
安倍氏はわざと事実を捻じ曲げて報道したマスコミから、延々と批判を浴び続けました。
今回の奈良行きは「こんな人達」を避けるためだったと思うと、やりきれない思いです。
安倍元総理の手腕
残念ながら今の自民党に、安倍氏の後任が務まるような人物はいません。
唯一、高市早苗さんだけは保守の気概を見せてくれていますが、安倍氏の後ろ盾をなくした今、総理候補として残れるかどうかは疑問です。
残りはK国やC国の言いなりになる売〇奴ばかり。
安倍氏と故中川昭一さんは、自民党を保守たらしめた最後の砦でした。
どれも岸田総理の手にはあまるものばかりです。
岸田総理は左翼系のマスコミとK&C国にハッキリ言えない上、一番強く意見を言った人の言いなりになるそうです。
しかも、岸田政権の官房副長官はスキャンダルまみれ。
そのスキャンダル副長官は岸田氏のことを「あいつは俺の言うことなら何でも聞くんだ」と言っているそうです。
関西ではこんな時「お嬢様やからねぇ・・・」と言うのですが、意味はお察しください。
トランプ氏との関係
トランプ氏が大統領になった時、最初に会いに行ったのが安倍総理でした。
当初アジアにはあまり興味がなかったトランプ氏が、C国の脅威に気づき日米同盟の重要性を理解してくれたのは、安倍総理の根気強い説明のおかげでした。
トランプ氏は今回のテロに対して
「本当に素晴らしい人物でありリーダーでもある安倍晋三元首相が銃撃され、非常に深刻な状態にあるというのは極めて衝撃的なニュースだ」
「彼は私にとって、そしてさらに重要なことにアメリカにとって、真の友人だった、これは彼を愛し、高く評価する日本の素晴らしい国民にとって大きな衝撃だ。晋三と彼の美しい家族のために、我々みんなが祈っている」
そして亡くなった後の感動的なツイートがこちらです。
「安倍晋三がどれほど優れた指導者だったか知る者はまだ少ないが、歴史は公平であり、誰もがそれを知るようになる。彼には独自の、しかも飛びぬけた統率力があり、素晴らしい祖国である日本を愛し、大切にしてきた。安倍晋三がいないことは大きな悲しみを生むだろう。彼のような人物はもう決して現れない。(白川司氏訳)」
得をするのは?
日本に強いリーダーがいなくなって、得をする国がいくつかありますね。
岸田総理はK国の意を汲んで、何でも自分から譲ってしまう人です。
外相時代、長崎の軍艦島で間違ったK国の言い分を、易々と飲んでしまった大失態もありました。
本人に大失態の自覚がない事も問題ですが、岸田総理からは「この国を守る!」という気概が感じられません。
「俺の任期中だけは何も起こりませんように」って気持ちしか伝わってこないのです。
日本の方から歩み寄る形で支援や謝罪が欲しいK国。
また民主党政権の頃の日本に戻したくて、必死になっている人達もいます。
彼等は少数ですがマスコミに入りこんでいるので、声だけは大きいのです。
この国を我物にしたくて、色々画策している大国もあります。
憲法改正されて一番困るのは、日本に強いリーダーがいて困るのは、どこの国?どこの組織?
なぜ私達の国土が、ある国の人達に買い漁られているのでしょう。
私達はその国の土地を買うことはできないのに。
なぜ私達の国の大切な水源地が、ある国にどんどん買われているのを黙って見ているのでしょう。
水不足はこれから世界的な問題になることがわかっているのに。
なぜある国の留学生に毎月生活費20万円を与えて、無料で優雅な大学生活を送らせてあげているのでしょう。
日本人の学生はアルバイトに明け暮れ、奨学金は利子までつけて返済しているというのに。