佐渡金山の世界遺産登録が、文科省のミスで来年に見送られることになりました。
書類に命をかけてるはずのお役所が、本当にお粗末なミスでオウンゴールを決めてくれたようです。
佐渡金山について
佐渡金山について、いつも通り「強制動員」と言ってきた国がありました。
お給料が良かったので、求人には募集の何倍も人がきた程だったのに。
そして、いつも通り、そのイチャモンに対して、毅然とした態度を取れずに「来年に先送りしましょうよ~」と言ったのが文科省です。
なぜ来年?
なぜ、来年に先送りしようとしたのか?
世界遺産の登録は、こんな手順で決まります。
- 各国が推薦書を提出
- ユネスコが専門調査を依頼・現地調査を行う
- 世界遺産委員会で審議・決議→決定
来年になると、世界遺産委員会にK国が入るので、大反対するのが目に見えています。
そこで、何としても今年中に推薦書を提出して、世界遺産委員会で審議してもらう必要があったのです。
なぜ頭のいいはずの文科省の人達が、わざわざK国が委員会入りする来年に、推薦書を出そうとしたのかしら?
岸田総理といえば、軍艦島の世界遺産登録の時、ありもしない「強制」を認めてしまう大失態を演じたお方でしたね。
ありえないミス
わざわざ、大反対されるのがわかっている来年まで、延期する必要なんてないだろってことで、今年中に推薦書を送ることになりました。
流石に岸田総理も「今年中に推薦書を送るように」と、文科省の人達に言ったそうです。
その結果、なんとか推薦書を提出したのですが、しょーもないミスが発覚してしまいました。
「水路が途中で切れていた」ものを、そのまま提出してしまったのだとか。
こんなもの、普通に説明書をつければ済む話なのに。
「自然災害で切れました」って。
忘れてたとしても「慌ててたので、この書類はさむの忘れてました~」って言えば、何とかなったのに。
もしかしたら、相手側に強いシンパシーを感じるタイプの人がいて、わざとミスったのではないか?と思う人もいるかもしれません。
実は私も、ちょっと疑ってました。
私のOL時代にありがちなミスだったので。
まさか頭のいい官僚が、私ごときと同じミスなんてするわけないですよね。
しかも課内で注意されるだけの私と違って、世界遺産登録のための推薦書です。
注目浴びてるし、佐渡の人達の熱い期待も背負ってるし、国の威信もかかってるし。
高橋洋一氏の御意見
高橋洋一氏はYouTubeで、今回のあり得ないミスは、作為的なものではなく本当にミスだったのだろう、と言っています。
その理由に文科省の人達は「事務処理能力がない」のだとか。
役人に事務処理能力がなかったら、一体何の役に立つのかしら。
高橋洋一氏「文科省は上中下と分けたら下なんだから」なんて、本音全開で話してくれてます。
今回のミス2月28日に指摘されてわかったのに、自民党に説明したのは7月に入ってからだったそうです。
叱られるのがイヤだったのかな。
高橋氏は「岸田総理は官僚に甘いから処分しないかも」っておっしゃってます。