先祖の祝福がないまま、結婚を押し切ってしまった場合のお話です。
以前、KKとM子さんの結婚について書かれたヤフコメをチェックしたことがあるのですが、ある時期までは罵詈雑言の嵐がそのまま流れていました。
それが突然、辛辣な意見が大量に削除されていきました。
残っているコメントもたいがいですが、それでもまだ優しい方なのです。
皇族がこれ程までの言葉で批判されるのは、前代未聞のこと。
KKと内親王の結婚問題は、皇族廃止論まで飛び出す程深刻なものでした。
M子さんの正義感
今回、M子さんは国民の心配を「誹謗中傷」と切り捨ててしまわれました。
自分が複雑性PTSDを発症したのは、国民から言われなき批判を受けたせいなのだと。
だとしたら、M子さんがあまりにもお気の毒です。
竹田恒泰氏によると複雑性PTSDという病は、何年の隔離病棟で治療を受ける人もいる程の完治の難しい病なのだそうです。
それなのにM子さんは、普通に学校に通い、同級生に精神状態を心配されることもなく元気(そう)に過ごし、普通に留学して恋愛して公務もこなしてきたのです。
周囲が気づかないよう、症状を抑えるのは大変な精神力だったと思います。
もしかしたら、ふっくらした血色のいい頬やアヒル口は、PTSDを気づかれないようにするための、国民への思いやりに満ちたカモフラージュだったのかもしれません。
その中であんな素晴らしい男性を射止めたのですから「さすがM子様」って感じです。
・・・と嫌味の一つも言いたくなる程、二人の対応や会見はひどいものでした。
M子さんはKKの話を聞いて一方的に、元婚約者のことを「悪いのはあちら」とみなしました。
問題の録音が証拠だということらしいのですが、「赤の他人に400万もの大金を出させて平気でいられる神経」に対しては何も思わなかったのでしょうか。
普通は銀行に就職した時点で、今まで借りたお金は全て返します。
皇族にプロポーズしたのであれば、どこを叩いても埃が出ないように万全を期しておくのが普通の常識です。
ところが今回の騒動は、M子さんにとっては「自分達に対する重大な人権侵害」であり、複雑性PTSDを発症するほど傷ついてしまったそうなのです。
お強いお方だった
その他問題になっているのは、M子さんが自供ともいえる程の内容をサラリと言ってしまった点です。
会見ではなく自供ではないか、と書いているヤフコメも見られたほど。
「一般人の借金問題に積極的に介入した」
「留学して海外の拠点を移すよう主導した」
これは憲法違反と言われていますが、間違った事をしてしまった、という自覚が微塵もなさそうです。
元婚約者の男性は、突然皇族から
「もらったお金を借金だなどと言われて我慢なりません」
なんて言われ、どんなに怖かったでしょう。
彼が何度も「結婚の妨げになっているのが心苦しい」と言っていたのは、M子さんが怖かったからかもしれません。
宮内庁は蚊帳の外
今回の会見、宮内庁は関与していないと言われています。
M子さんは周囲の反対を押し切って会見に臨んだのでしょうが、そもそも会見自体をさせるべきではありませんでした。
皇族と国民が敵対してしまうような事態は、前代未聞です。
今までは「お察しください」といった程度でも、ちゃんと通じていました。
メディア側も「これって苦情かも?」と思ったらすぐに矛を収めていたのです。
他にもあの会見は、前代未聞の連続でした。
先ず当然あるべき上皇、天皇両陛下への感謝の言葉がなかったこと。
二人で子供のように読み上げた紙には、感謝の言葉など最初から書かれていなかったようです。
「皇族の一員に生まれることは天皇皇后両陛下をお支えすることが義務だと教わって今日までまいりました。今日結婚いたしますがこれからも、両陛下をお支えする立場に変わりはございません。
これは高円宮の絢子様が結婚された時のお言葉の抜粋です。
M子さんとのあまりの違いの驚きます。
あえて、天皇陛下への感謝の言葉を外したのか。
それとも思いつかなかったのか。
学芸会みたいだった
KKはNYで弁護士としてやっていく、という話ですが彼は今まで何回も、挽回できたかもしれない絶好の機会を棒に振っています。
K文書ではM子さんの意見に逆らってでも、もっと謙虚に元婚約者への感謝の言葉と、母親と自分の至らなさを認め謝罪すればよかったのでは?
あんなクドクドした長い文など必要なかったのです。(これはM子さんが考えた文なのですが)
元婚約者はK親子にお金を無心されたため、ローンの返済ができなくなって車を売っています。
彼の犠牲や優しさに対して、語るべき言葉はあったはずです。
「ありがとうございました。あなたがお金を貸してくれたおかげで、大学に行き留学もできました。御恩を返すことができなくて申し訳なかった」
感謝と謝罪・・・文書に書くのはこれだけで良かったのに、彼がしたことは火に油を注いだだけ。
自分への批判や疑惑を全くはらすことができないまま、子供っぽい会見をしてしまったことを彼の雇い主は知っているのかしら。
弁護士でなくても、普通の知能と常識があればとっくに収束させることはできていたはずなのに。
御先祖様に応援してもらえる結婚
幸せな結婚はご先祖様の応援が必要です。
よく、結婚はしたけど、まるで〇し合いのような大喧嘩の末、離婚するカップルがいますよね。
本物の〇傷事件に発展する夫婦もいます。
こんな風に敵同士のようなケンカをする夫婦は、先祖が源氏と平家であることが多いそうです。
元々、先祖同士が敵だったので、子孫の結婚を許してくれないのです。
KKとM子さんの結婚は、御先祖様の祝福とかいうレベルではありません。
無理やり押し通した結婚は、たいてい破綻します。
ご先祖様が引き合わせて祝福してくれた結婚というのは、全てがすんなりと進むものなのです。
今後の二人
M子さんは夢から冷めるでしょう。
その時、本来自分の一番の味方だったはずの人達を敵にまわしてしまったことに気づくかもしれません。
反対はしていても、皇室を大切に思う多くの人達にとってM子さんはずっと「日本の姫君」だったのです。
あの「事実ではない誹謗中傷に傷ついた」「全て私が主導した」発言を聞くまでは。
「どうせ続かないから、その時はなんとかまた宮家に戻れるようにしてさしあげたい」
なんて言っていた人達が、今はもう「帰国時の警備も税金でまかなうのか」と突き放したことしか言わなくなりました。
海外の厳しさ
日本で誹謗中傷に傷ついたM子さんを、この先待ち受けるのはもっと辛辣な海外のマスコミです。
日本のマスコミはまだ、皇族に対する遠慮があったし、敬意も払ってくれました。
でも、これからM子さんが海外のマスコミから受ける扱いは、日本の「誹謗中傷」が懐かしくなるほど容赦のないものになりそうです。
それか冷淡な無視か・・・
アメリカ人は王室や皇室が好きだと言いますが、自国にないものを羨ましく思っているだけで尊敬しているわけではありません。
シンプソンズがチャールズ皇太子にした事を見れば、(皇太子の歯並びの悪さをジョークにした)わかります。
女王陛下が何回コントやジョークのネタにされてきたか。
第二のヘンリーとメーガンになる!なんて噂もありますが、KK夫妻には華がなさすぎるため比較にはならないでしょう。
女優だったメーガンにはセレブファッションを着こなして、自分を演出するしたたかさがありますが、今回の会見を見てわかる通りM子さんは不器用すぎるお方。
今にサタデーナイトライブでネタにされるのではないかと心配です。