最近サンリオのマイメロママの教え「女の敵は女」が性差別的だとして非難を浴びています。
「時代遅れだ」なんて声もあるそうですが、友達の顔をして陰で足を引っ張ったり、攻撃をしかけてくる敵はいつの時代も結構います。
そんなフレナミーの見分け方と対処法をご紹介します。
マイメロママの教え
その前にマイメロママの教えがとっても秀逸なので、紹介します。
子供の頃に教えておいて欲しかったアドバイスもいくつかあります。
こんな賢いママに育てられたマイメロちゃん。
きっと人生の達人として、強かに生きていけるはず。
- 男の子が言う「いつか俺はやるぜ」はあてにならないから信じちゃダメよ。
- お友達はちゃんと選ばないと、あとで後悔するのは自分自身よ。
- 相手を見定めるならランチからの方がいいわね、いきなりディナーはダメよ。
- 女の子が気にしていることを言うような男はぶってもいいのよ。
- 恋人がいない人に限って人の恋を心配したがるものなのよ。
- パパは野菜を育ててママはパパを育ててるのよ。
- 昔話をしている男ほど将来を期待できないものよ。
- 男は先手必勝よ。
- 一度や二度の失敗でくよくよするような男をつかんだら、一生の不覚よ。
- 女の子にわざと女の子の話をするのは不器用な男の子がかまって欲しいからよ。
- 男と女のことに他人がとやかく言ってもね・・・
- 傷ついた心の絆創膏は新しい恋よ。
- 女心は秋の空より移り変わりが激しいのよ。
- 結構いるのよね。自分は大したことないくせに偉そうにするコーチって。そういう人に限って無茶な事を他人に要求したがるのよね。どうせ自分じゃできないのにね。
- 男ってプライドをキズつけられるのが一番こたえるのよ。
- 女の敵はいつだって女なのよ。
(マイメロママの名言集より)
こんな名言を考えたサンリオの社員さん(代理店の人?)は、きっといいママだろうと思います。
行き過ぎたフェミの人達って、もともとサンリオのお客様ではないと思うけど。
女の敵について
サンリオに苦情を言ってる人達って、どんな学生時代を送ってきたのかしら。
マイメロママが男性について言ってることについても、苦情を言わなくてはいけないのでは?
それはともかく、私達女性は一見仲良しに見えても実は敵同士ってこと、よくあります。
それは、フレナミー(友達ヅラした敵)が離れてくれなかったり、グループから抜けられなかったりで、解決策がないまま友達ごっこが続いているせいです。
笑顔の裏では、色んな駆け引きや嫌味の応酬があったりします。
これはお互いにわかっててやってる事なので「これからも油断しないで頑張れ♪」と言うしかありません。
でも問題なのはフレナミーの陰険さや悪意に気づかず、呑気に付き合っている女性達です。
皆が自分と同じ善良な人達だと信じて生きているのでしょう。
マイメロママの提言は、彼女達にこそ聞かせてあげたくなります。
恋を邪魔するフレナミー
友達が自分よりモテたり、自分より良さそうな彼氏や夫を見つけるなんて許せない、と思っているフレナミーは沢山います。
あの手この手で邪魔してきます。
しかも「あなたのためを思って」と言いながら。
例えばコンパなどで、あなたを気に入って話しかけてきた男性がいた場合。
フレナミーはあなたのそばから離れません。
「だまされちゃダメよ」
「この子、彼氏いるからダメ。(実際はいなくても)」
「そろそろ帰ろうよ」
などの言葉で、せっかくの出会いを邪魔したあげく言う言葉は決まっています。
「〇〇ちゃんにはもっといい相手がいるから」
「変なのが寄ってきたから、私が追い払ってあげたの」
「あんなのと付き合っちゃダメよ」
など、恩着せがましい言葉で、あなたが抗議できないように先回りします。
もしくはあなたが席を外した時、相手の男性にあなたの悪口を吹き込んで、邪魔している場合もあります。
対処法
こんな時には最初からハッキリと
「しばらくほっといて」
「今、この人と話が盛り上がってるから後でね」
など、迷惑を言葉と表情に出しましょう。
黙ってフレナミーの言いなりになると、この先もずっと狙われます。
人前でバッサリ拒絶しておくと、「手出ししにくい相手」としてターゲットから外してもらえるかもしれません。
それでも邪魔してくる場合は次の手があります。
「この人って(フレナミーのこと)いつも、私の心配ばかりしてくれるの。頼まなくても色々世話を焼いてくれて・・・同じ年なのに頼もしいお姉さんって感じなんです。」
「私のこと守ってあげなくちゃって思ってくれてるみたいで・・・私ってそんなに頼りなさそうに見えるのかなぁ」
「私は大丈夫だから、自分の彼氏見つけてっていつも言ってるんです」
など、男性の前で言ってしまうのもおすすめです。
- 頼もしいお姉さん
- 私を守ろうとしてる世話好きな女性
- 人のことに口を出すおせっかい
男性の前でこんな印象を植え付けられては、フレナミーも立ち去るしかありません。
この光景を見た男性は口に出さなくても「迷惑がってるのにつきまとって邪魔してるんだな」と理解するはずです。
世慣れた男性なら、フレナミーの魂胆や嫉妬心も見破るでしょう。
あなたは自分の評判を落とさずに、フレナミーを撃退できます。
フレナミーはあなたの恋愛を監視して邪魔したがるので、彼氏ができても報告してはいけません。
紹介するなんてもっての他です。
離婚に誘導したフレナミー
私は以前、あるフレナミー女性が既婚者の女友達を離婚まで誘導していく手口を、観察したことがあります。
そのフレナミーは離婚歴があって「離婚してから本当に幸せ」が口癖でした。
何人かの女性だけでランチをしていた時、ある既婚女性Aが
「この前、主人がお弁当残して帰ってきてね、黙って捨てられちゃったのはなんかムカついたわ」と言ったのです。
「上司や取引先の人に誘われたら一緒に外で昼食をとることもある」
「出先で昼食をとることになってしまってお弁当を食べられないこともある」
など色んな事態が起こりえることは理解していました。
上司や取引先の人から昼食に誘われるのは、たいてい何か話したいことがある時です。
社内では言いにくい話や、内密で進めたいことがあるのかもしれません。
それを「僕、お弁当持ってきてるので」なんて断れるはずありません。
彼女も「ムカついちゃった」と笑いながら言っていたし、半袖の季節でした。
暑い日に、朝作ったお弁当を夕食に食べられるわけはないのです。
「え~残念!」
「ごめん、くらい言って欲しいよねー」
くらいで次の話題に移るはずでした。
その時、フレナミーが口を開いたのです。
「それってあんまりなんじゃない?ひどすぎるわ。ご主人はあなたの人格をゴミ箱に捨てたわけでしょ。そんなひどいことされて、どうして黙っていられるの?」
と言いだしたのです。
なぜ残ったお弁当が人格なの?と思いましたが、そのフレナミーは私より年上でそれ程親しくもありませんでした。
黙って聞いていると
「こんなの、あなたが可愛そうすぎる」
「あなたの真心を平気でゴミ箱捨てるような男」
「人格を踏みにじる行為」
「あなたはそんな扱いを受けていい人じゃないはず」
「プライドを取り戻して」
と続きます。
だんだん、愚痴をこぼしただけだったはずの女性Aは涙目になっていきました。
完全にフレナミーの術にはまったのです。
「そうよね、早起きして一生懸命作ったのに、ゴミ箱に捨てるなんて・・・」
彼女はフレナミーの言葉を聞くまでは、ご主人に大して不満なんてなかったのです。
でも、「可哀そう」「ひどすぎる」を繰り返し聞くことで、自分はひどい扱いを受けていると思うように誘導されてしまいました。
もちろん、お弁当を捨てる前に事情を話して「ごめんね」くらい言うべきだったかもしれません。
でも、ご主人の方はたぶん、昼食抜きで仕事をして空腹と疲労で消耗して帰ってきたはずです。
会社で何があったか、いちいち奥さんに報告できないことも沢山あります。
毎日お弁当を捨てられるなら大問題ですが、いつもはお弁当をちゃんと食べてくれてるのです。
その時「ごめんね」の一言がなかったからといって、そんなに騒ぐほどのこととは思えません。
それに夏の朝作ったお弁当を晩の7時に、捨てる以外どうしろと言うのでしょう。
でも、驚いたことにその後何か月かして、お弁当事件の夫婦は離婚しました。
フレナミーが相談相手だったのは言うまでもありません。
お弁当事件の夫婦は、自分達の離婚がフレナミーに誘導されたものだとは、まだ気づいていません。
対処法
「人前で家庭や彼氏の話はしない」と決めておきましょう。
他人の心の中はわかりません。
軽い気持ちで話したことが、勝手に大きくなる場合もあります。
そして、あなたのプライベートな話を聞き出そうとしたり、聞いてもいないのに勝手にアドバイスや感想を言ってくる人とは距離をおくべきです。
普通の常識があれば、他人の家庭にクビを突っ込んだりはしません。
DVやアル中、ギャンブル依存症、ヒモなどならともかく、普通に暮らしている友達に離婚を勧める人は危険人物と見なしていいくらいです。
お弁当事件の被害者女性Aは最後まで
「私を離婚させたって彼女には何の得もないでしょ?親切で相談にのってくれてるだけだから」
「私は彼女に何も悪いことしてないもの。だから彼女だって悪意で離婚を進めるわけない」
と言ってフレナミーをかばっていました。
何も得がないのに、友達を陥れるからフレナミーなのですが、彼女は嫉妬心や面白半分に人の家庭を破壊する者もいることが、とうとう理解できませんでした。
フレナミーの見分け方
フレナミーは豹変することもあるので、見分けがつきにくい場合もあります。
でも共通する性格は
- 嫉妬深い
- 自己顕示欲が強い
- いつも不満がある
- 誘いを断ったり避けようとしても粘着してくる
などでしょうか。
私の知っているフレナミー女性は全員、高学歴でそこそこ美人、家庭環境も良くて一見幸せそうに見えます。
「こんな人が私を陥れたりするわけない」と誰もが思ってしまいそうです。
共通するのは「嫉妬心」ですが、これは巧妙に隠しているのでなかなかわかりません。
フレナミー対策
人のプライベートな事を聞きたがる人は要注意です。
家庭や会社、彼氏や夫、お金の話などは厳禁です。
フレナミー達はとにかく探りを入れて、色々聞き出そうとしてきます。
「この人、どうしてそんなに人のことを聞きたがるのかな」
と思ったら、危険信号です。
良識のある人は他人の生活に踏み込んだりはしないし、勝手にアドバイスしたりもしません。
もしあなたが「何でも話すのが友達」と思っているなら、あまりにも無防備です。