洗脳の解き方~親友に洗脳されかけた私が教える彼等の手口と話し方~気づいたら超逃げて!

マインドコントロールや洗脳は、身近な所に潜んでいます。

私が20代の頃、親友に洗脳されかけた経験から、洗脳・マインドコントロールの手口と解き方をご紹介します。

多くの人と同じ様に、私も自分にはマインドコントロールや洗脳なんて、無縁だと思っていました。

私は投資話や宗教の勧誘なんて大嫌いだし、そんな人は周りにいないからと。

でも身近な所にも、落とし穴はあるものです。

 

 

親友から洗脳されそうになった話

私は中学から大学まで女子校で育ちました。

裕福な家庭の子が多く、のんびり穏やかな学生生活でした。

野心的だったりお金儲けのことばかり考えているような人物は、周囲にいませんでした。

そのせいか、当時の私は無防備でした。

「私の周りは信頼できるいい人ばかり」

「私が洗脳なんてされるわけがない」

と信じ切っていました。

でも、人にはそれぞれ弱点があるものです。

相手はその弱点をうまくついてきます。

 

当時の私の弱点

当時の私の弱点はこんな感じです。

  • 転職がうまくいかず、自己肯定感がゆらいでいた
  • 友達は全員いい人だと思いこんでいた
  • そのため自分の交友関係を相手に聞かれるがままに話していた
  • 権威に弱かった

騙して利用しようとしている側から見るとスキだらけだったと思います。

転職なんてよほど優秀な人でない限り、すぐに希望通りにいくことなどありません。

しかも私は、本当に使えないOLでした。

当然、転職がうまくいくはずもなく、焦ったり落ち込んだりする毎日が続いていました。

お花畑で育った私は、そんな悩みを親友にペラペラとしゃべっていたのです。

「なんかいい仕事ないかな~」って感じで。

その(元)親友とは同じ大学で卒業後も、一緒に習い事をしたり遊びに行く仲でした。

家庭環境が似ていて、家が近かったのでしょっちゅう会っては、お互いにプライベートな事まで話していたのです。

長い付き合いの中で、私達はお互いの交友関係についても、話していました。

彼女は、私にはどんな友達がいるか、その友達にはどんな人脈があるかを全部知っていたのです。

第一段階:じらす

私の元親友は、知り合いからネットワークビジネスに誘われたようです。

ネットワークビジネスというのは、ねずみ講のことです。

自分の知り合いを勧誘して、その人物を自分の配下にします。

配下にした人物にも同じ様に知り合いを勧誘させていきます。

ピラミッドのような構造になっていて、自分の配下が勧誘して得た儲けの何割かが、永久に自分の元にも入ってきます。

配下が増えれば増える程、自分の収入が増える仕組みです。

 

元親友は、自分の友人の中で利用できそうな者を選び、対策を練っていたのでしょう。

彼女は、わざわざ私を呼び出して「今、新しいビジネスを始めたところなの」と言いました。

会話の流れとしては当然「どんな仕事?」と聞きますよね。

それに対して「それはまだ言えないけど」とか「時期が来たら言うけどまだ秘密」と答えるのです。

だったら最初から言わなきゃいいのに。

でも、私はそれが洗脳の第一歩だとは知らずに、「えー教えてよ、何なの?ビジネスって(笑)」なんて知りたがっていたのです。

彼女は私が「新しいビジネス」という言葉に、すぐ飛びついてくるとわかっていたのでしょう。

  • 最初は「新しいビジネス」としか言わない
  • ビジネスの内容については教えないが、将来性があることだけは匂わせておく
  • 一緒に「ビジネス」をしている仲間が、全員優秀な人物であることを強調する
  • 会う度に「ビジネス」の話をするが、内容については聞かれても答えない
  • 何回も「ビジネスって何?」と、こちらから聞くように仕向ける
反省点

「ビジネスって何?」なんて聞くべきではありませんでした。

私は彼女がまいた餌に、まんまとひっかかってしまいました。

よく考えたら答えたくない話を会う度に、わざわざ自分から持ち出す方がおかしいのです。

その違和感について、もっと慎重に考えるべきでした。

これは、私を焦らすことによって、私が「自分から望んで説明を聞く」ことにしたかったからです。

 

第二段階:恩を着せる

彼女は会う度に「新しいビジネスで忙しくて。でも毎日充実してるし色んな人脈ができて楽しいよ」など、ビジネスの話を持ち出しました。

それに対して、私は毎回

「新しいビジネスって何?どのジャンル?」などと聞き返して、

彼女が「それはまだ言えないけど」とか「内緒」と答えます。

こんなしょーもない会話を、性懲りもなく何回か繰り返すうちに、私はちょっと飽きてきて「ふーん」としか言わなくなりました。

その頃、彼女はやっと

「ビジネスの仲間にあなたの事を話したら、OKが出たから詳しく説明してもいいよ」と言ってきました。

これ以上、引き伸ばしたら私が興味をなくし、のってこなくなると判断したのでしょう。

この恩着せがましい言い方は、「彼女に勧められたのではなく、私の方から興味をもって聞きたがったのだ」と私に思わせるためです。

人は勧められたものに対しては懐疑的になりますが、自分が興味をもって知りたがったことに関しては、素直に聞こうとするものだから。

 

第三段階:プロ登場

彼女は「ビジネス」について説明するために、自分より上の立場の男性を連れてきました。

自分とその男性、それに同年代の女性も一緒でした。

つまり3対1で話を聞いてしまったわけです。(これも失敗でした)

 

彼は関西の有名な国立大を出て、紳士服を輸入する会社を経営していました。(嘘か本当か知らないけど)

私には「権威に弱い」という弱点もあったので、大学名を言われると「〇〇大の卒業生なら、ちゃんとした人に違いない」と思ってしまったのです。

そんな私の性格は、とっくに織り込み済みだったのかもしれません。

彼は「このビジネスはXさんとYさん(有名な経営者の名前)が始めて、〇〇大の卒業生が中心になって広げたものなんです」と言いました。

もちろん、本当かどうかは不明です。

ここからは彼が言った言葉です。

 

「僕も自分の会社があって忙しいし、正直誰でもいいから誘うってわけにはいかないんです。本当にこのビジネスについて理解ができて、信用できる人でないと仲間に入ってもらうわけにはいきません。」

「彼女(元親友)もキチンとした方なので、今一緒にお仕事させていただいています。お会いしてみて、僕はあなたならこのビジネスをちゃんと理解できる方だと思いました。直感的にこの人なら大丈夫だと、僕は思いましたので、これから説明させていただきます」

 

→「自分は選ばれた」「合格した」と錯覚させるためです。当時転職がうまくいかず悩んでいた私にとって、〇〇大の卒業生から認められるのは、ゆらいでいた自己肯定感をちょっと高めてくれるものでした。

「僕も忙しいので、ビジネスについて理解できない方のために、時間を割くのはイヤなんです。だから、ちゃんと理解できる方にだけ説明させてもらうことにしています。誰でもいいから一緒にやろうよってわけにはいかないんです」

 

→この時、元親友とその仲間の女性が一緒になって、「〇〇さんがわざわざ来て下さるなんて珍しいですよね」とか「めったにお会いできないくらい、すごい方なの。あなたは運がいい」と口をはさんできました。

そのせいで「大物が忙しい時間を割いて、わざわざ説明してくれる」と思わされてしまいました。

第四段階:説明と相槌

「僕が説明する間は、とりあえず最後まで黙って聞いてください。質問があれば最後にまとめて聞きますね」

人を洗脳する時は、先ずは一方的に話すものです。

途中で相手が口をはさんできたら、なかなか洗脳できませんから。

「先ずは最後まで黙って聞いてください」と言われたら、危険信号です。

 

相槌作戦

そして、これも重要なのですが、彼は説明しながら10秒から20秒おきくらいに

「わかりますよね?」

「いいですか?」

「ここまで理解できましたよね?」

「あなたもそう思いませんか?」

「そう思うでしょ?」

など、相槌を求めてきました。

「はい」「そうですね」としか答えようがないのですが、これは相手を自分の話に集中させるためのテクニックです。

私が他のことを考えたり、説明を聞いていなかったりすると、洗脳できなくなります。

人の話を聞く時の集中力は、たいてい10秒くらいで切れてしまうそうです。

集中させておくためには何度も「~ですよね?」「~と思いますよね?」と聞き、相手に相槌を打たせるのです。

「どう思うか?」ではなく、常に「YES」と答えるしかない聞き方をするのが特徴です。

この相槌作戦の目的は、自分の話に集中させておくためだけではありません。

自分が言ったことに対しては、常に「YES」という返事が、自動的に出るよう仕向けるためでもあります。

何回も「はい」「そうですね」と言い続けると、相手の話すことに対して常に「YES」という返事が出てきます。

 

第五段階:3対1

最後まで聞いた後、私は「これってねずみ講ですよね」と言いました。

本当にねずみ講そのものなのですが、3人は一斉に否定してきました。

「違います、ねずみ講のシステムとは全く別のものです。」

「そんな風に思うなんて、全く話が理解できてないってことだね」

「僕が早口で説明をとばしすぎたせいですね。ねずみ講ではないので、もう一回説明します。なんでそんな誤解させちゃったのかな」

「そんな怪しいものだったら、彼女達みたいなキチンとしたお嬢さんが、このビジネスを始めるわけないですよ。僕だって一応経営者なので、自分の評判が大事ですし、そんな物には関わりません」

 

→このあたりで、私はほとんど洗脳にかかってしまいました。

「3対1で一方的に相手の話を聞き続ける」と、相手が正しいように思えてきます。

もし、私のような条件で「とりあえず最後まで話を聞いて」と言われたら、その場で逃げてください。

おとなしく最後まで聞いてはいけません。

 

第六段階:セミナー

説明を聞いた後は、一緒にセミナーに行こうと誘われました。

近かったので「ついでに話を聞くだけ」と言われ、のこのこついて行ってしまったのです。

人によっては、セミナーで完全に洗脳されるのですが、このセミナーが実は私の洗脳を解いてくれたのです。

 

そのセミナーの講師の男性は、これでもか!というくらい、あるブランドのロゴマークがデカデカと全面についたネクタイをしていました。

セミナーの内容は

「俺みたいに高卒の元ヤンで貧乏タレやったようなヤツでも、こんな豪邸住んで車はベンツですわ。俺でもできたんやから皆にも、絶対できます!一緒に金持ちになりましょ。金持ちになるってめっちゃ楽しいですよ。金があったら何でも欲しいもんが買えるんです。」といったもの。

 

この手のネットワークビジネスでは、わかりやすい成功者を最初にわざと作って、勧誘する時の餌として使います。

「ほーら、成功した人を見てごらん。羨ましいだろう?」って感じで。

一流大学を出た人が成功していても、それを見て「私でもできそう」とは思わないものです。

彼が自分でも言っていたように「あの人にできたのだから、私だって頑張ればできるはず」と思うようなタイプを選んでいます。

 

私は当時、ブランドのロゴマークだらけのネクタイをしている男性のことを、ちょっと見下していました。

当時の上司が男性の部下に「ブランドのロゴマークが目立つネクタイなんかするな」と注意しているのを聞いたせいかもしれません。

さらに私は、自分のお金やモノをひけらかす人のことも、見下していました。

生意気なようですが、私は自分のお金持ち自慢を延々と語る講師のことを、ちょっとバ〇にしてしまったのです。

それだけでも私の洗脳は、解けかかっていたのですが、セミナー後に私がドン引きする事が起こりました。

セミナー参加者達が皆、その講師に握手を求めに駆け寄って行ったのです。

「あなたも握手してもらったら?頼んであげるからおいでよ」

「〇〇さんに握手してもらえるなんてラッキー!」

「めったに会えない人なんだから、握手してもらおうよ」

「パワーをもらいに行きましょう」

と言われましたが、ロゴマークのネクタイをして、ベンツを自慢する男性に握手を求めに行くなんて、私の見栄が許しませんでした。

 

レストランで隣の席に有名な野球選手が座っていた時にも、人気俳優がすぐ横で服を選んでいた時にも、新幹線で有名な俳優が隣に座った時にも、私は頑張って平常心を保ち、気づいていないフリをしたものです。

もちろん握手なんて求めませんでした。

心の中では「かっこいい・・・」と思ってはいましたが。

何が悲しくて、あの講師との握手を有難がらなければいけないのか。

見栄のおかげで正気に戻った私は、「この人達の仲間になんてなりたくない」と思っていました。

 

私の洗脳が解けた理由

確かに、説明を聞いた直後の私は洗脳されていたのだと思います。

「素晴らしい仕事で、これから何千万も稼ぐことができる」と思いこんでいたのですから。

でも洗脳は、すぐに解けてしまいました。

その理由は

  • セミナー講師への嫌悪感
  • 親に何でも話す娘だった
  • 元親友が焦ってボロを出してくれた

というものです。

 

講師への嫌悪感

前述の通り、私はセミナー講師の男性のことを、(言葉は悪いし生意気なのですが)ちょっとバ〇にしてしまいました。

この「相手をバ〇にする」という行為は、洗脳を一気に解いてくれます。

最初に説明に来た〇〇大出身の男性は、服装や言葉使いにスキがありませんでした。

私に相槌を求めるタイミングといい、言葉使いも完璧でした。

まっすぐ私の目を見て穏やかな声で話し、余裕のある微笑みを絶やさず、自信に満ちた物腰で(一見)理路整然と話しました。

訓練を受けたプロだったのかもしれません。

セミナー講師があんなに下品でなければ、私の洗脳はもう少し長く続いたと思います。

 

親と仲良し

私は両親に、その日の出来事を何でも話す娘でした。

ネットワークビジネスの話をした結果、父親から「そのねずみ講に他人を巻き込むような事は絶対に許さない」と、かなり厳しく言われました。

「元親友とはもう会わない」事を両親と約束して、私の洗脳は解けました。

何かを頑なに思いこんでいる時は、信用できる人に話して、意見を聞く事が一番大事です。

「これが絶対に正しい」なんて思わずに、信用できる人・・・家族や上司、しっかり者の友達などに相談してください。

両親は、すぐに「ただのねずみ講!」と私を一喝してくれました。

 

親友が焦って失敗してくれた

私の元親友は、焦っていたのかすぐにボロを出してくれました。

前述の通り、彼女は私の交友関係を詳しく知っていました。

誰がどこに勤めていて、どんな知り合いがいるか、どんな人脈を持っているか。

元親友は、私抜きで私の友達を直接、自分が勧誘したいと言ってきたのです。

「あなたの友達を私に紹介して。私が自分で勧誘するから。お友達の電話番号教えてよ。私が電話する。特にAさんとBさんの人脈が使えそう」

以前の彼女からは考えられない言葉でした。

彼女は、私がネットワークビジネスを断った後、何回も「友達の電話番号を教えて」と言ってきました。

当然断りましたが、彼女は「断るってこと自体、全くこのビジネスを理解できてないってことだから」と言い続け、会話になりませんでした。

その日から、私達は友達ではなくなりました。

私は携帯に拒否設定をして、親友と縁を切りました。

 

その後の話

何年か後、そのネットワークビジネスのことが新聞に小さく出ているのを見つけました。

「東京地検が起訴を断念した」という内容だったので、被害届が出て捜査もされていたのでしょう。

 

私はその後、元親友とバッタリ会いました。

家が近かったので、仕方ありません。

私達はお互いぎこちなく「あ、久しぶり~」と言い合いました。

簡単な近況報告の後、私は黙っていられなくなって、「あのビジネス(笑)、地検が起訴を見送ったって新聞に出てたわね。読んだ?」と聞いてみました。

「私はあの一件、まだ忘れてないですよ」という意味をこめて。

それに対して、彼女は「え、何それ、怖い」と言っただけでした。

元親友は私の他にも、何人かを誘ってトラブルになっていたようです。

彼女が「ねずみ講にはまっている」という話は、アッと言う間に広まり、何人かの友達が去っていきました。

私は、彼女が一言も「あの時はごめん」と言わずに、何事もなかったかのように振る舞う事にちょっと驚きました。

なんて図太い人なの、と思って。

 

まとめ

洗脳の手口は

  • 餌をちらつかせて、興味をさそう
  • 洗脳のプロが登場
  • 最初にこちらの自己肯定感を高めてくれる
  • 相手の人数の方が多い状況下で説明が行われる
  • 最後まで黙って話を聞くように言われる
  • 話しの途中、何秒おきかに「~ですよね?」と相槌を求められる
  • その結果、何回も「はい」「そうですね」という言葉を繰り返すことになる
  • こちらの質問が核心にふれた場合、全員から「あなたは理解できていないだけだ」と言われる
  • 「YES」としか答えようがない問いかけをしてくる。「あなたには夢があるはずです。その夢を叶えるためにはお金が必要だと思いませんか?」のように。
  • 何回も繰り返し「YES」と言い続けると、次第に相手の話を全てに対して「YES」と答えるようになってしまう。

 

洗脳されそうになった場合

おかしいと思ったら、途中で席を立って逃げるべきです。

「携帯に急用の電話があったので、ちょっと失礼します」と言って(電話があったフリをして)、そのまま帰ってしまえばいいのです。

相手はあなたを洗脳して利用し、搾取しようとしている人であることを忘れないでください。

「勝手に帰ってしまうなんて、失礼だし・・・」なんて遠慮している場合ではありません。

相手がプロだった場合、本当に暗示にかかってしまいます。

「詳しい説明をしてくれる人がいるから会って欲しい」

「とってもためになる話だから、聞くだけ聞いてみて」

と言われたら、既にかなりの危険信号です。

「めったに会えないくらいすごい人」「わざわざ来てくれる」「私の顔を立てると思ってお願い」「とっても勉強になる話が聞ける」など色々と恩着せがましい事を言われても、逃げてください。

絶対、話を聞いてはいけません。

「急用ができた」「お腹が痛い」「上司から呼び出しがあった。無視したらクビになっちゃうから」など、嘘とわかる言い訳でもなんでもして、そこから逃げてください。

私の場合は、数時間で洗脳は解けましたし、実害はありませんでした。

でも中には、投資や宗教など、もっと危険な洗脳はいくらでもあります。

財産や家族、友達、人生を丸ごと乗っ取られてしまうことだってあるのです。

「話を聞くだけでいいから」と言われたら、その場で縁を切った方がいいくらいです。

 

もし今、私が知り合いから「聞くだけでいいから。話を聞いてから断ってくれていいから。とりあえず聞くだけ聞いてみて」と言われたら、私はその場から走って逃げるでしょう。

二度とその知り合いからの電話には出ないし、返信もしません。

もう友達ではなく、ただの「危険人物」です。

一度、洗脳されかかった私は、「相手の話を聞く」事がどんなに危険か、わかっています。

「私が洗脳なんてされるのはるわけない」なんて、自信を持っている人の方が危ないと、よく言われるのは、そんなタイプの人は、自分がスキだらけであることに、気づいていないからです。

洗脳された人は「自分の目的(利益)のために友達をだます」ことに罪悪感を感じません。

むしろ、自分は正しい事をしてるだけ、と信じています。

仲のいい友達だったとしても、相手が洗脳された時点で、もう別人に変わってしまったと考えるべきです。