「なかなか運が巡ってこない」とか「どうしてあの人は運がいいんだろう」
と思うことはしばしばあります。
「運のいい人」と「運の悪い人」の違いは何なのでしょう。
運は貯めることができる
この場合の「運」は徳と言い換えてもいいのかもしれません。
誰かに何か親切をすると、その人はあなたに感謝します。
その感謝は、いつか「あの時のお礼」という形で返ってきます。
私達も、昔お世話になった人や、そのご家族に会った時、その人のために自分にできることがあれば何かしたい、と思うはずです。
私は若い頃、よく年配の方から可愛がっていただいたり、面倒を見ていただきました。
皆、私の祖父母が昔、面倒を見たり手助けしたことがある方々でした。
その人達は、昔の恩を覚えていて孫である私を、引き立ててくれたのでした。
何も知らない人が見ると、私は「何も努力なんてしてないのに、なぜか人に面倒みてもらってて運のいい人」と思われたことでしょう。
ただ「運のいい人」だったわけではありません。
私は祖父母が貯めておいてくれた運を使わせてもらうことができたのです。
貯めておいた運は、自分が使わなくても家族の誰かの元に届きます。
運を貯める方法
人助けなんて言うと大袈裟ですが、小さな事を積み上げていくのは簡単です。
例えば、「あのお店とっても美味しかったよ♪」とか
「あの美容院はとってもセンスがいいし、おすすめよ」と誰かに言ってあげたとします。
あなたが誉めたことで、相手はそのお店に行ったかもしれないし、さらに他の誰かにその話をしたかもしれません。
つまり、そのお店に人にとっては、とっても有難い行為をしてあげたことになります。
ちょっと褒めただけ・・・ですが、その話は何人か耳に入りお客さんが増えたかもしれません。
これは、運を貯めたことになります。
お店の人にとっては、褒めてくれて宣伝もしてくれたわけですから、嬉しいしあなたに感謝もしたはずです。
そんな一言でも小さな運を貯めたことになるのです。