人間関係で失敗する人の特徴~失敗の原因は言葉の選び方うっかり言ってしまいがちな失言

自分では全く身に覚えがないのに、なぜか嫌われたり友達が去っていったり。

もしかしたら気が付かないうちに、話した内容、選んだ言葉、表情などで、人を傷つけたり怒らせているのかもしれません。

日本語は「て・に・を・は」が違っただけで全く違う印象になってしまいます。

 

 

噂話について

何人か集まるとたいてい、その場にいない人の噂話が始まります。

結構楽しいものですが、これには落とし穴があります。

人に聞いた話を、うっかりそのまま流してしまうことはありがちです。
その時は盛り上がるし楽しいかもしれません。

でも、これは自分の評価を落としたり、敵を作りかねない危険な行為です。

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聞いている人達は、笑って噂話に興じていても、内心では

「この人は、人に聞いた話をすぐ右から左に流してしまう人だ」

「何でもすぐに人に話してしまうんだな。この人には気をつけよう」

と思うはずです。

自分ではサービス精神で面白い噂話で盛り上がろうとしているだけだったり、情報通であることをアピールしているつもりでも、話を聞いた人達は違う評価を下します。


人の話をするときは、その話に必ず尾ひれがついて広まることを前提にしましょう。

その噂が広まる時は自分の名前とセットで広まることも忘れてはいけません。

 

噂話をしてしてしまった時、それを聞いた人達がその後どんな話をするか想像してみてください。

例えば
「Aさん夫婦は仲が険悪らしい」という噂だったとしましょう。

噂を流した方は

「Aさん夫婦って仲悪いらしいよ」

「えーホントなの?そんな風に見えないのにね」

くらいの会話として広まるのだろうと、軽く考えていますよね。

でも違います。
実際にはこんな感じで広まります。


「Aさん夫婦って本当は仲悪いんだって、〇〇さんが言ってたわ」

「えー本当かしら。どうして〇〇さんがそんな事知ってるの?あの人って結構いい加減な事平気でいうよね」

「なんか怖いよね」
話になっているかもしれません。

その後噂話には尾ひれがついて


「Aさんって夫婦仲悪くて離婚話まで出てるって〇〇さんが言ってたわ」

という、当初の話とは違う話として広まります。

    
Aさんの噂と自分の名前がセットで語られることになるので、Aさんからは恨まれるし周囲の信用もなくします。

こんなことが何回か重なると、自然に友達が減っていきます。

噂話は楽しいものですが、中心人物にならないよう気をつけてください。

聞き役に徹していた方が、責任もなくずっと楽しいものです。

 

 

 

「ここだけの話」は絶対守る

「誰にも言わないでね」「ここだけの話だけど」

これは、内緒話の常套句ですが、やはり守らなければいけないものです。

そんな内緒話は必ずもれるものですが、自分が「話を広めた張本人」にされることは
避けなければいけません。

 

「この程度の話なら別にいいか」と思うかもしれませんが、これが何回か重なると

「口の軽い人」「秘密を守れない人」という評判になってしまいます。

何か重大な秘密が広まってしまった時、身に覚えがなくても犯人扱いされてしまうかもしれません。

「あの人ならやりかねない」

「この前も、言わないでって言った話をひろめたし」

ということです。

これは、影で言われるので本人の耳には入りません。
日頃から小さな秘密を守ることは、自分を守ることにもつながります。

 

 

言葉を選ぶ

これは無神経だったり大雑把な性格の人にありがちです。

悪気がなければ許される、というのは無神経側の勝手な言い分であって、相手も同じように思ってくれるわけではありません。

たまに「あの人、悪気はないから・・」とフォローしてもらえる人もいますが、

そんな風にかばってもらえる人は、無神経な言動の裏で人のために尽力したり親切な行いを沢山しているものです。

だから、多少無神経な言葉も相殺されて、かばってもらえるのです。


でも、これは日頃の良い行い故に許されているだけであって「悪気が無いから許されている」わけではありません。

これを誤解して「私が悪気で言ったことじゃないのは、きっと皆わかってくれるよね」

と思うと、人間関係をしくじってしまいます。

無神経な言動が許されるには、その裏で何倍もの親切をして周囲から感謝されていなければいけないということです。

 

 

一言足りない時

一言多くて損をする人は多いのですが、足りなくても損はします。

「ありがとうございました」で終わらせる人と

「ありがとうございました。本当に助かりました。〇〇さんのおかげでうまくいきました。今後ともどうかよろしくお願いいたします。」

では後者の方がいうまでもなく、感謝の念が伝わります。

また、何かあったら力になってあげたい、と思われるでしょう。


「元気だして。失敗は誰にでもあるよ」と

「元気出して。次は絶対うまくいくから。応援してるよ。私でよければ話聞くからね。」

では、もちろん後者の方が感謝されるし、相手を元気づけることができています。

どちらも同じ気持ち・・・・感謝も相手を励ましたい気持ちは同じなのですが

言葉選びが違うだけで、相手が受ける印象は全く違うのです。

 

自分の気持ちを相手にどう伝えるか、いかに効果的に伝えることができるか

について日頃から考えている人は、こういったしくじりがありません。

相手に好かれる人、頼りにされる人というのは、言葉を効果的に選んでいるのです。

 


誉め言葉の作法

人を誉めるって案外難しいものです。

例えば美人を誉める時は外見ではなく内面を誉めると良い、なんて言いますが、そう簡単ではありません。

たいていの美人は自分の外見を誉めて欲しいものなので、それを無視するのは逆効果です。

「〇〇さんて、実はとっても優しいし楽しい方ですよね」

では、大して誉めたことになっていません。

相手にとっては

「最初とっつきにくい感じがしたけど、話てみると優しいトコあるし楽しいよね」

程度にしか伝わっていないものです。


〇〇さんが一番言って欲しい誉め言葉は、たいていこんな感じです。

「〇〇さんってホントにキレイですよね。最初見た時モデルさんかと思いました。でも話してみるととっても優しくて楽しいし。キレイで性格もいいって貴重ですよね」

美人というのは、自分の外見を磨くために相応の努力をしています。

 

誰だって一番自信のある所を誉めて欲しいものです。

世慣れた美人ならあえてルックスを誉め言葉から外した理由を

「容姿にコンプレックスがあるか、自分は他の人とは違うというアピールだな」
と思ってあまり好印象は持ちません。

色々考えすぎると、正直な誉め言葉には負けてしまうのです。

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相手が一番自信を持っている所を、愚直に誉めるのが正解です。

私の周りでルックスのいい人は男女を問わず、ルックスを誉められている時が一番嬉しそうです。

「キレイ」「かっこいい」「若く見える」「おしゃれ」など、なんでもいいのです。

そして、相手を誉めるという行為は、

「あなたに敵意はありません」

「あなたと仲良くしたいと思ってます」
という意思表示なので、とりあえず誉めておくというのも大人の知恵です。

そして、同じ誉め言葉を連続して使わない
というのもルールです。


繰り返して使うとわざとらしいし、他にボキャブラリーがないのかと思われてしまいます。

 

 

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