一度建ててしまった家、買ってしまった家の家相が悪かった時の対処法をご紹介します。
家相が悪いとわかっても、そう簡単に改装工事やお引っ越しはできませんよね。
家族が「家相や風水なんて信じない」というタイプなら、なおさらです。
賃貸ならともかく、家族の同意なくローンを組んで買った不動産を手放すことはできません。
家相の悪さを最小限に抑える方法をご紹介します。
今すぐにできること
家相の悪さを根本から改善するのは大変な労力とお金がかかります。
でも子供部屋の場所や勉強机の向きなどは、すぐに変えられます。
一時的にでも他の家族と部屋を入れ替えたり、勉強する時だけ他の部屋を使えるようにすればいいのです。
でも水場や玄関の位置が凶相だった場合は、そう簡単には動かせません。
私の知人で実際改装工事をしようとした人がいますが、見積を見てあきらめたそうです。
「もう一件建てた方がいい」と思うくらいの金額だったとか。
例えば、トイレやお風呂の場所を移動させるには、配管ごと取り去って新しく土台から造りかえます。
その工事費用と工事中の家族の不便を考えたら、「いっそ立て直した方が早い」
と思ってしまうのは無理ありません。
そのまま住み続けるしかない場合、凶の作用を和らげるためにできることを、しておきましょう。
運気アップにつながる事をやっておけば、大難が小難に、小難は無難に変わります。
神社仏閣にお参り
その場所に住み続けても凶の作用を受けずに生活できるよう、毎年家族全員で神社に参拝して御祈祷を受けてください。
氏神様の神社、他にご縁のある神社で「家内安全」の御祈祷を受けてください。
いただいたお札は神棚か、なければ自分の目線より高い場所にお祀りしてください。
その場合の注意点です。
毎朝、お札や神棚に手を合わせて「ありがとうございます」と感謝の言葉と共に
「今日もお守りください」と祈念します。
お札は東か南に向けてお祀りしてください。
間違っても普段使っている、タンス、本棚、ドアの上、楽器の上、電気製品の隣に祀ってはいけません。
タンスやドア、本棚などは扉を開け閉めしたり、中のものを出し入れする時の音や振動が響きます。
楽器や電気製品の横も同様に、神様をお祀りする場所ではありません。
お砂
次にできることは、神社の社務所で売っているお砂を家の周りの四角に置くことです。
お砂はできれば毎月、新しいものを置いてください。
戸建ての家なら庭にもお砂をまいてください。
遠方で行けない場合でも、お砂や御神水を宅急便で送っていただけます。
塩湯祓い
カップがお茶碗に粗塩を大匙3杯程度入れます。
そのカップに熱湯を縁スレスレまでいれます。
玄関と各部屋で行ってください。
この時、窓を少しだけ開けて、ドアは閉めてください。
部屋にこもった陰の気や不成仏霊が、この窓から出ていきます。
冷めたらカップに中のものは捨ててください。
もしも、近くに空地があるのなら、そこに捨ててください。
先祖供養
障りや厄から守っていただけるよう、お仏壇にはお煎茶とお線香をあげてください。
毎日供養を続けていれば、家相の障りを最小限に抑えることができます。
植物
凶相の位置に植物を置くと、障りを和らげてくれます。
土地や家の欠け、水場、玄関などにはできるだけ観葉植物を置いてください。
戸建てなら庭に樹木を植えると、凶相が和らぎます。
玄関:下駄箱の上にシダ、ドラセナ、マートル、ニームなどがおすすめです。
リビング:ドラセナ、ユズなど。
数は6畳間には観葉植物の鉢を2つ。
8畳間なら3つ必要です。
それより広い部屋には観葉植物+小さな鉢植えを置いてください。
鏡
鏡で凶相を防ぐことができます。
例えば、マンションなどで東や南に窓のない間取りだった場合は、壁の部分に鏡を置くことで窓がないことによる障りを和らげることができます。
ただ、換気はできていないので、そんな場合は空気がちゃんと流れるよう、こまめに窓を開けてください。
玄関に丸か八角形の鏡を置くと、幸運が入ってきます。
ただし、鏡は玄関の真正面には置かないでください。
玄関から入った時、鏡が正面にあるとせっかく入ってきた良い運気も跳ね返してしまいます。
日々の工夫
鬼門筋にある水場はキレイにしておくこと。
お風呂の水は必ず抜いておくなど、凶相を最小限に抑えるよう工夫してください。